心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

宇宙に行った猫

2021年10月29日 | 雑感・愚見

 

1963年 サハラ砂漠のハマギル基地から

フランスのロケット『ヴェロニク号』が

97マイルの高さまで到達しました。

 

このロケットには、『フェリセット』と名付けられた

猫が乗せられていました。

 

 

世界初の有人宇宙飛行は、

1961年の「地球は青かった。」の言葉で

有名なソビエト連邦のガガーリン。

 

宇宙に行った動物として有名なのは、

1957年のソビエト連邦の

人工衛星スプートニク2号に乗せられ

歴史上初めて地球軌道を周回した

『ライカ』と名付けられた犬。

 

1961年のアメリカ合衆国の

霊長類として初めての宇宙飛行をした

『ハム』と名付けられたチンパンジー。

 

 

ソ連は計画後の数年間、

ライカは、数日間に渡って地球軌道の周りを

“生きたまま”漂流したと発表していましたが、

 

2002年に打ち上げに関わった人が、

人工衛星内の加熱とストレスにより

発射7時間後にライカは死亡していたとの

論文を発表しています。

 

7時間後にしろ数時間漂った後にしろ

元々、大気圏で燃え尽きる計画だったために

最初から片道切符の乗り物だったようなので

ちょっと惨いよね。

 

 

一方のハムは、海面に落下した時の衝撃、

着水したカプセルに大量浸水し溺れかかったことで

救出時には、パニック状態となったようですが、

その後は、動物園で17年間生存しました。

 

猫のフェリセットを乗せ、打ち上げられたロケットは、

地上157㎞まで到達し全飛行時間13分間の内、

フェリセットは、無重力状態を5分間体験した後に

無事に地上に帰還しました。

 

時代は、ソ連とアメリカの冷戦状態での

宇宙開発競争であったことからか

世界の注目は、ライカハムに集まり

同じように宇宙飛行をした猫のフェリセットには

世界の目は向けられなかったようです。

 

時代は進み、今や一般人も

宇宙飛行が経験できる機体が開発中で

近い将来に実地されであろう宇宙旅行に

世界から搭乗を希望する人から

申し込みが多数あるようです。

 

私も宇宙に全く興味が無い訳ではありませんが、

神社仏閣を巡るのとは訳が違って

生身で生きられない宇宙空間に

わざわざ赴きたいとまでは思えず、

私は、望遠鏡で覗くので十分かな。

 

何事においても観覧者の立場でいることを

望んでいるわけではなく

何かのプレイヤーになろうとは思うのですが、

 

宇宙空間に開発され出来立てほやほやの宇宙船に

そこまでの安全性への信頼をおけないので

例え私が健康面や費用等、色々な条件を

クリアできたとしても

 

映画スターウォーズの宇宙船並みに

安全性まで高まるまで

私は観覧者の立場で十分かなと。

 

だって怖いですもん。

数分間、宇宙空間に滞在するために

とてもじゃないけど命はかけられません。

 

私が命をかけられるのは、大切な女性にだけ。

 

 

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