心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

乗車拒否

2019年01月05日 | 雑感・愚見

今年の春、イギリスのバーミンガムの

29歳と26歳のビックサイズのカップルが

タクシー会社から乗車を拒否されたそうです。

 

男性の体重が230㎏、女性の体重が120㎏で

二人の体重の合計が、350㎏だそうです。


乗車拒否された二人は激怒し、

太った人に対する差別だと強烈に抗議したことで

騒ぎが大きくなっているようです。


私は、自分の要求が通らない時に

差別だ、不当だと騒ぎたてることには

賛同できないのですが、

 

今回の場合、

タクシー会社の言い分の一つが、

二人が乗車した車のサスペンションが壊れた。

もう一つが、

会社には二人に対応できるサイズの車が無い。

とのことらしいのです。

 

しかし、

サスペンションが350㎏の重量を乗せた位で

壊れてしまうような軟なものでもないはずですし、

 

乗車拒否されるまで二人は、

同じタクシー会社を何度も利用しているので

対応できる車のサイズが無いというのも

二人が納得できる理由には到底ならず、

差別からの乗車拒否と判断されても

仕方ないと思うのです。

 

とは言え、

社長や役員が差別意識を持った人に

入れ替わったのでなければ、

急に差別意識を持ったことになるので、

それもまた無理があるように思います。


なので、乗車拒否の理由は、

サスペンションでもなければ、

車のサイズでもなく、差別意識でもなく、

別の理由が隠れているような気もします。


ちなみに日本で、乗車拒否が許されるケースは、

1、安全のために乗務員から指示されたことに従わない。

2、定員オーバー

3、積雪しタイヤチェーンが無い。

4、乗車時に暴力や威嚇行為があった。

5、道路の破損、洪水等により走行が困難。

6、泥酔、または不潔な格好をし

  他の乗客に迷惑をかける可能性がある。

7、国土交通省令で定める正当な事由があるとき

だそうなので、


日本では上の様なケースでは、

タクシー会社の述べる理由は、

嘘であろうと本当であろうと

乗車拒否できる理由を満たしておらず

法律違反の可能性があるように思えます。


このようなトラブルは、

拒否した会社側が正直な所を話して、

互いに譲るところは譲り、

二人は、許す所は許して

裁判沙汰になることなく

良い落し所に辿り着いて欲しいものです。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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