こんばんは、Zです。
しつこいようですが合宿の振り返り。
今までに出ていないエピソードを補完できるよう努力します。
※なかなかの長文になってしまいました。覚悟してください。
~一日目~
私はY本さんと共に茶屋に向かいました。
途中の駅でY本さんはお弁当を購入しました。
「(きっと人もまばらでのどかであろう)国際会館駅で食べる」
とのことでしたが、ついてみるとこちらの想定以上に人がたくさんいて、結局食べずじまいだったようで、フェデラーさんがあとでおいしくいただきました。
国際会館駅で他の部員の方々と待ち合わせしました。
私もY本さんも大阪府大の囲碁部の部員たちが集合時間までに全員集合することがあるのだろうかと危惧していましたが、杞憂だったようです。
ただし、O田くんとは連絡が上手くいっていなかったらしく
徒歩で宿まで向かうのかバスを使うのかでもめて旅館の人が出してくれた送迎バスの出発を少し遅れさせるようなハプニングがありました。
旅館の人は優しく、すこし出発を遅らせることを快諾してくれたのでほっと胸をなでおろしました。
バスが出発。
バスはコンビニに寄ってくれました。
私は特に買うものもないと思って、バスの中で待っていました。
他の人は全員出て行ったかと思いきや、ぷにさんは残っていました。
話を聞いていると、前日一時間しか寝なかったそうです。
合宿を楽しみにしていたのだなぁと思ったら生活習慣の乱れのせいでした。
しばらくして部員の皆様が戻ってきました。抱える大量の買い物。
それはお酒におつまみ、氷にポテトチップス。
Y本さんが掲げていた今回の合宿の目標「穏便・自重・精進」に亀裂が入った瞬間でした。
旅館にて。
O田くんは既に着いていました。
山の中を5時間かけて歩いたというのはすごいことです。最初は徒歩で来たということが想像できませんでした。
旅館の人からの説明を聞いたのちに、皆さんは囲碁なり麻雀なりを始めました。
私はしばらくの間碁を見ながらお茶をすすったり、民宿で飼われている犬を見ていたりしましたが手持無沙汰になって京都の山の中に散歩に出かけました。
結局2時間半ほど歩き回って三千院・寂光院という二つのお寺や温泉、足湯、土産屋、コンビニ等を発見し
趣深い京都の山中の情景を堪能しました。
帰ってくるとそろそろ夕飯時。
iPadを持っていたパティと一局打ちました。
iPadとはかくも便利なものですね。このサイズ、この薄さでボードゲームやらシューティングゲームにホッケーなど様々な娯楽が詰まっています。
夕飯。
一日目の夕飯は味噌鍋でした。
私は一年生たちと同席しました。どうやら3つあった鍋の中でも最も穏やかな夕飯となったようです。
聞いた話ですが、隣の席では仁義なき食物戦争、さらに隣では放送禁止ワードとのことでした。
そしてその後。
他の方が書いているよう、碁、麻雀、カードゲーム。
私は麻雀に参加していました。
熱中しているうちにお風呂に入る時間を逃してしまいましたが、雰囲気だけでも楽しむためにひとまず浴衣に着替えてみました。
半数以上の人が浴衣を着ないというのは府大の囲碁部ならではか、とひそかに思いました。
途中でフェデラーさんがお見えになりました。私はその時お初にお目にかかりました。
~二日目~
未明から朝にかけては引き続き麻雀に打ち込んでいました。
私たちの卓は朝まで続きましたが、他の人々は順次寝てしまったようです。
卓を囲む4人の中では、8時の朝ご飯を食べてから寝る、というのが共通認識になりました。
7時に一度休憩する際に、ふみさんとぷにさん、さくちゃんの寝顔を撮影することに成功しました。合宿の恒例行事です。
朝食を食べた後は、私は眠りに落ちてしまいました。
目を覚ますと、3人の府大OBとY本さんがペア碁を打っていました。
ペア碁が終局し、ひと段落ついたところで皆で昼食をとりに行くことになりました。(午後二時くらいになっていました)
昼ごはんは蕎麦屋。OBさんのおごりになりました。男気を感じました。
一日目の散歩で見つけた店はすべてそばを扱っていたことから鑑みるに、この辺りはそばが美味しいみたいですね。
そのまま土産&観光タイム。
三千院の門の前まで来ましたが、中に入るものは誰もいませんでした。
その素朴ながらも荘厳さを感じる門と階段を一目見ることができたことだけでも値千金であるということにしておきましょう。
帰りしなに寄った五平餅の店の店主の名前が某学生本因坊と全く同じだったというのは、なんだかややこしかったみたいです。
ここで、ふみさんとシュウシンさんとはお別れです。お二方とも研究室に行くため、一足先に合宿終了です。
一旦茶谷に戻ったのちにコンビニまで足を延ばしました。
その目的はお金の引き出しと二日目の買い出し。
一日目のお酒も残っていたので控えめに済ませました。
宿に戻った後は一年生たちとペア碁。
一年生と言っても、私をはるかにしのぐ棋力をもつ人々です。
結論から言うと、負けてしまいました。
しかし、はるかに上位の碁打ち達の攻防を同じ盤を通じて垣間見、さらにそれに参加することにできたというのは自分にとって大きなプラスとなったことでしょう。
また、この時にタイトルである「ドヤの一手(緩み)」という言葉が産声を上げました。
そうそう、この日はペア碁が流行したみたいで、他にも何局か打たれていたみたいですよ。
夕食はすき焼きでした。
ちょうどそのころ、OBさんたちも帰られるところでした。
夕飯は一日目から人数が激減し、ややつつましく静かなものとなりました。ですが、とてもおいしかったです。
さて、夕食後。
私は夜遅くまで麻雀。
話によると私が結構ウィスキーを飲んだみたいですね。
コーラやサイダーで割ったことは覚えていますが、そんなに飲んだかなあ……
麻雀に決着がついたころ、私がちょうど持ってきていた級位者の詰碁の本を用いて研究会が始まりました。
とはいうものの囲碁部の人々はたやすく段位を持つ者ばかり。
詰碁の片方の色の石のみを並べて、もう片方の形を推測し、急所と手順をはじき出すという一風変わった研究が始まりました。
道しるべは回答の目安「○○分で○○級」というヒントと自らの持つ形、手筋の記憶のみ。
しかし流石は有段者。私が見込む以上の正解率をほこり、感嘆しました。
~三日目~
前日のんだウィスキーのせいで、私は朝食までに起きることができませんでした。
朝食の際、他のお客さんに心配されたようです。お恥ずかしい。
とはいえどうにかチェックアウト前には準備を済ませることができ、無事忘れ物もありませんでした。
二日目に買うことができなかった紅葉さんや私の兼部先の人々へのお土産も送迎バスから降りた後の国際会館駅で買うことができ、万事うまくいった感じでした。
そして、この駅から出る電車に乗って、私の今回の合宿は終わりを迎えます。
他にも、Y本さんが「ポケモンいえるかな?」の歌詞を口ずさんでいたり
散歩から帰ってきたらシュウシンさんが大げさに驚いたり
「知ってる」「ゆるみましたね」が大流行したり
ここには書ききれないことがまだまだありますが、ここらで終わりにさせていただきます。
文責 Z