KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

睡眠不足

2021年06月27日 | 俳句
天気 曇一時雨

蓮の花を見に行きたい・・と思い写真を探していたら、最新のものは3年前の今頃の、昭和記念公園でのものだった。この年は梅雨明けが早く、6月末には梅雨が明けてからりと晴れた日だったのを、思い出した。なぜ覚えているかというと・・新しいカメラ用に買ったばかりの300mmレンズを装着して行ったからだ。一人で電車に乗って出かけたので、三脚を持つ元気はなかった。
それでも、暑い中を歩き回れる気力のあった日々が懐かしい。

明け方、廊下を隔てた前の部屋の緊急コールのピンポンという音で目が覚めた。(病院のナースコールと同じで、宿直の介護士を呼べる)
ところが、音がいつまでも止まらない。夜勤の介護士は各階に1人ずつで、コールに「今行きますからお待ちください」とか応えれば非常音も止まる筈。でも、数分ほどしても止まらない。それから時間を測ったら、5分ほど鳴りっぱなしだった。この階は20室が殆ど埋まっているけれど、重篤な人はあまり居ない筈。でも、応えない、というのは何か仕事が重複したのだろう・・
昨日の夜勤はベテランの女性で、慣れているからそうそう起きられない、ということもないだろうし。
結局、それから眠れなくなってしまい、睡眠時間4時間半くらい?そうでなくても台風が梅雨前線を刺激する、という予報の日、体調最悪になった。
眠れないと色々考えてしまう。私の部屋の前の人は私より何歳か上の女性で、市内のマンションから来た人だから話はとても合い、結構仲良く出来そう・・と思ったが、私が入居した時から、見ただけであまり良いとは言えない症状だった。「手術はしなかったのよ、だからたいしたことはないの」と本人は言っていたけれど、十数年前にホスピスで亡くなった先輩に、外見も症状も全く同じなのだ。彼女にはどこが悪いのかは聞いていないが、察しはつく。
でも、遠くから見ると食欲はあるようでほっとする。

あまり親しくすると辛くなるので、挨拶をする程度の適当なお付き合いで過ごしている。もっとも、今は食事も離れたテーブルだし部屋から一人で出ることも出来ないので話はしない。本当なら、一番親しくなれる人だったかもしれない・・

眠れないのにベッドに横たわっているのも苦痛でしかない。5時には起きてしまい、あまり溜まっていない洗濯物を片付けた。本当なら、せっかくの夏の早起き、朝食前にちょっと散歩に出られたら・・と思ってみるが、事務所はまだ開いていないし、不要不急の用では早朝に玄関を開けてくれるわけがない。

ワクチンを恃みに開く梅雨の傘  KUMI
コメント (4)
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