KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

夏至の空

2021年06月21日 | 俳句
天気 晴れたり曇ったり

写真は今日・夏至の朝の空。雲は多いものの青空の見える一日だった。とはいえどっぷりと梅雨のさ中なので、気温はさほどなくても蒸し暑く、体調がすっきりしない。
涼しいうちに出したい郵便があって外へ出たものの、目まいと耳鳴りであまり歩く気分ではなく、パン屋にだけ寄って帰ってしまった。
来週から「自由」を獲得できる、と思ったら、気をつかっての外出を無理にすることもないか、とも。

夕方6時ごろには、こんな空になった。夏至らしくないうろこ雲のような。日没は19時過ぎらしい。


週1回、ネットスーパーに注文している。
午後の注文は当日は間に合わないが、週末でなければ翌日配達してもらえる。たいてい、土日に注文して月曜に配達してもらっていた。一階の事務室で預かってくれるので助かる。でも来週からはもう自分で買い物に行けるので、今日が最後。あとは、ペーパー類や飲み物など、重たいものはこれからも注文すれば配達料300円で頼めるのでたまには利用しよう。
居宅生活でも、長いことネット注文の自然食品の会社の配達に頼っていた。買い物に行かなくて済む、というのは高齢者には大事なことだ。ここでは、家族に頼めない人は施設がネットスーパーへの注文を代行している(無論、手数料有)。でも品物を自分で選べないので、「注文しても来なかった」と、始終文句を言っている人が居た。

やっぱりねえ、インターネットくらい使えないと、高齢者はこれからの世の中、生きていけませんですよ。それに20数年も前に気づいた自分を褒めてやりたい。なぜそう思ったかというと・・
実は、ワープロが古くなったので買い換えるつもりで電気屋(〇ックカメラ)へ行ったら、なんと、売場はパソコン全盛期になっていた。話には聞いていて、句会の若い仲間が「メール句会を立ち上げたい」なんていうことを言っていた。フムフム、これからは郵便ではなく、メールなるもので全国網羅した句会も出来ることになる・・トシとって吟行やら句会やらに行けなくなっても、パソコンがあれば困らない。そういう時代がやってくるのか・・

ということで、パソコンの動かし方を全く知らずに、ワープロの代わりに買ってしまったのだ。それから苦労しましたですよ、パソコンとワープロを同じようなもの、と思っていたのですから。
それ以後、「その齢でよく、パソコンやらスマホを使いこなしてるわねえ」とまるで天然記念物を見るように言われてきたけれど、恥も外聞もなく苦労したのですよ。使いこなしてはいない。自己流で使いたいことだけを覚えたので。それでも、必死でしたよ、覚えるのに。それなのに今・・
ネットであれもこれもせねば、という時代を「オレたち年寄にはさっぱり解らぬことを・・」と役所が悪い、みたいに堂々と言う同年代(時々私より若い)の人たちの多いこと。ローマは一日にしてならず。老婆は間違えて買ってしまったパソコンを簡単に覚えた訳ではないのですよ。
今からでも、スマホくらい、覚えましょう、ここに入居している人で90歳近くのジイサマとか来年100歳、というジイサマでスマホに切り替えた人、居ますよ。スマホは「携帯出来るパソコンに電話のついたもの」ですから。

「IT格差」は、高齢者に関わらず経済的に機器を買えない人たちのこと。何もしないで「さっぱり解らぬ」は堂々と言えることではない・・と、キビシイことを言ったら、怒る人が居るかもしれない。

浮く雲のぐんぐん育ち夏至の朝
コメント (8)
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