はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

キャスティングボートを握った「長島・立川民主党」

2006年06月19日 | 政治

 急な出張があり、エントリーができませんでした。申し訳ありません。
 注目していた立川市議選。結果は以下の通りでした。
自民党公認推薦9名、当選8名→当選者合計票:約1万5000票
公明党公認候補7名、当選7名→当選者合計票:約1万6000票
民主党公認推薦6名、当選6名→当選者合計票:約1万1000票
 市議会会派の構成は、
自民党8名、公明党7名、民主党6名、共産党5名、その他4名 となりました。
 自民党+公明党で15名。かりに自民党から議長を出すと、14名が採決に加われます。しかし民主党、共産党、その他で15名いますので強引な採決をしようとすれば、否決されてしまいます。
 ここで果然注目されるのが、民主党がどう動くのかという点。
与党よりに立って市政を支えるのか、あくまで自公の議会運営を拒否するのかいろいろな選択が出てきます。
これまでの4年間で、是々非々というスタンスをとってきています。これからの4年間でも、是々非々は考えられるのですが、6名の会派となる民主党としては無責任な行動はとれません。
 地元代議士である長島昭久は、これまであまり市議会に首を突っ込んできていません。しかし、今回6名の候補者を立てる賭けに成功した訳ですから、これからの彼の動き方が今後の国政選挙を左右します。
 公明党は次回8人の候補を立てられるような得票数を得ましたから、高木陽介の支援体制を着実に築き始めています。
長島昭久は、当面のライバルである公明・高木に対抗するためにも、市政運営に関わる事で市民からの信頼を集めたいところでしょう。
 これまで無党派層に頼りがちであったところから、確実に支持層を広げるチャンスが巡ってきました。仲間の市議をどれだけコントロールできるかが課題です。
当選した市議のなかで、長島昭久のおかげだと思っている議員は皆無でしょう。サークル的な雰囲気が市会にもあります。
こうした状況を打破できるかが、次回の総選挙へ向けての長島昭久の課題です。

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