はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

宗教家の矜持を

2009年11月13日 | Weblog
「キリスト教は排他的」民主・小沢氏、仏教会会長に(読売新聞) - goo ニュース

排他的、独善的な政治観の持ち主が言える筋合いではないことです。

今日のエントリーは少し別の視点から。

医師会などこれまで自民党を応援していた各種団体が、

民主党に靡いていく状況にあるのは周知の事実。

それぞれに利益追求のところがあるのですから、

時の権力者に擦り寄ることには目をつぶるしかありません。

しかし、宗教団体は別な対応が望まれたはずです。

憲法で守られた信教の自由が保障され、

宗教法人法では非課税の加護も受けているのですから、

俗世の喧噪から一歩離れた立ち位置が大切だったと思うのです。

選挙目的の地方行脚の一環であることは分かっていたのですから、

あえて「全日本仏教会」会長で松長有慶・高野山真言宗管長が

面談する必要があったのでしょうか。

せめて寺院のナンバー2や事務方のトップが

会う方が無難であったと思います。

仮に小沢さんが説法を受けに来たとしたならば、

トップが会い教示をする必要があったでしょうが。

時の権力者に会いたくなってしまう気持ちも分からなくもないですが、

一応、俗世から離れた聖なる世界にいる方ですから、

宗教家の矜持をもって厳しく対応して欲しかったです。

まぁ、鳩山総理より小沢幹事長の方が

権力者と仏教界も見ているのでしょうね。


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