25日、投開票の参院補選の結果は民主党の2勝。
これまた総選挙同様に世論調査通りになり、
民主党幹部はホッと一息付けたところでしょう。
「絶対に負けられない!」という気持ちの
民主党の神奈川・静岡各県連とは対照的に、
「どうやっても勝てない!」という自民党の県連の寂しさを感じました。
選挙結果よりも注目したのが低投票率です。
かつて森喜朗さんが
「無党派層は寝ていてくれればいい」という迷言を吐きましたが、
その当時、基礎的な票は民主党より自民党・公明党の票の方が、
多かったことを裏付けるデータがあったからでしょう。
今回の補選では予想通り無党派層は寝ていて、
公明党が自主投票であったことを考慮しても、
現時点では基礎票は
民主党が自民党より多いという結果が出ていると思います。
低投票率は言い換えれば、
いつも選挙に行ってくれる人たちの
票の取り合い合戦だけをしている状況で、
今まで自民党を支持していた層が
民主党に動いた結果とも言えると思います。
なぜ動くのかは、
政権与党が民主党だからでしょうし、
与党でない自民党を支持する理由がないからとも言えます。
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