はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

木を見て森を見ず

2009年11月25日 | Weblog

鳩山政権の迷走が続いています。

しかし、内閣支持率は下がる気配はなく高止まりのまま。

どうやら事業仕分け劇場が人気の源のようです。

こうした状況をみていて、

先の総選挙で積極的に民主党を応援した人たちが、

「木を見て森を見ず」というところから抜け出ていない気がします。

「木」は自分が応援した民主党代議士。

政務三役になったり、

事業仕分け人になったりした姿をテレビで見ていて大満足で、

応援して良かったと心から思っているのでしょう。

「森」は民主党あるいは連立政権とすると、

その「森」を見たりすることは面倒でしない様子です。

どうせ誰がやっても同じじゃないかという気持ちが

心のなかにあるせいでしょうか。

自分たちが選んだ政権という意識があまり無いようなのです。

加えて「難しい話しは分からない」と言われる場面に、

管理人が出会うことがしばしばありますが、

そのたびに政治とは何なのかと悩んでいます。


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宗教家の矜持を

2009年11月13日 | Weblog
「キリスト教は排他的」民主・小沢氏、仏教会会長に(読売新聞) - goo ニュース

排他的、独善的な政治観の持ち主が言える筋合いではないことです。

今日のエントリーは少し別の視点から。

医師会などこれまで自民党を応援していた各種団体が、

民主党に靡いていく状況にあるのは周知の事実。

それぞれに利益追求のところがあるのですから、

時の権力者に擦り寄ることには目をつぶるしかありません。

しかし、宗教団体は別な対応が望まれたはずです。

憲法で守られた信教の自由が保障され、

宗教法人法では非課税の加護も受けているのですから、

俗世の喧噪から一歩離れた立ち位置が大切だったと思うのです。

選挙目的の地方行脚の一環であることは分かっていたのですから、

あえて「全日本仏教会」会長で松長有慶・高野山真言宗管長が

面談する必要があったのでしょうか。

せめて寺院のナンバー2や事務方のトップが

会う方が無難であったと思います。

仮に小沢さんが説法を受けに来たとしたならば、

トップが会い教示をする必要があったでしょうが。

時の権力者に会いたくなってしまう気持ちも分からなくもないですが、

一応、俗世から離れた聖なる世界にいる方ですから、

宗教家の矜持をもって厳しく対応して欲しかったです。

まぁ、鳩山総理より小沢幹事長の方が

権力者と仏教界も見ているのでしょうね。


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ごちそうさま

2009年11月12日 | Weblog
事業仕分けのパフォーマンスに辟易しませんか。

管理人は「ごちそうさま」状態です。

財務省のペーパー通りに進めていく政治主導劇場、

悪役にキャスティングされた方々は

お気の毒としか言いようがありません。

主役を任されたつもりの議員たちが嬉しそうにしているのもお気の毒。

財務省があらかじめ用意した倒しやすい獲物に

噛み付いて「どや顔」しているだけですから。

小沢さんが新人議員の参加を止めたのはある意味正解でしょうか。

事業仕分けの善い悪いは横に置いて、官僚の強かさを再認識しています。


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意味が分からない一手

2009年11月07日 | Weblog

小沢民主党の本音かそれとも政局の一手なのか。

山岡国対委員長が永住外国人への地方参政権付与法案について、

議員立法での提出を検討していることを自民党側に打診したとのこと。

これには呆れるばかりです。

仮に本音だとしたら、

山岡さんは「党議拘束をかけない」と言っているようですが、

議員たちの投票行動が有権者の声とは

イコールになっているとは思えませんから、

この問題は国民の信を問うべきくらいの重さがあるはずです。

国民が「間接的」にしか関われないことを利用するのは、

如何なものかと思います。

一方、政局の一手だとしたら、

賛成、反対に分かれる議員のあぶり出しなのでしょうか。

しかし、あぶり出したとしても次の一手が見えてきません。

小沢さんに付いていこうという議員たちが、

民主党ばかりか自民党にもいるのですから、

小沢さんの本音を知りたがって自分の考えで投票などしないでしょう。

いずれにしても小沢さん本人が隠れていますから、

意味が分からない一手でも周辺が騒いで、

いつの間にか意味が出来上がるパターンではあります。


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ピカピカの1年生

2009年11月06日 | Weblog
出張で奈良に行って来ました。

古都・奈良も数年前までは保守王国で、

市議選では無所属の新人などは勝ち目もなかったのですが、

今回の総選挙では民主党の風が吹き荒れたそうです。

馬淵副大臣のポスターが輝いているように見えたのは

管理人だけだったかもしれません。


さて、民主党の初当選組の代議士が、

“1年生”扱いされて党の管理下に治められました。

官僚出身者や地方議員経験者たちは、

事業仕分けに参加できなかったり、

議員立法が出せないといった拘束を受けて不満も多いでしょう。

しかし、多くの“1年生”代議士は初心者マークよろしく、

ようやく議員会館や国会、党本部の往復の

道順を覚えたぐらいかもしれません。

如何に小沢さんに拘束されようとも、

ご本人の努力で活動の幅は広がるはずです。

ピカピカの1年生のやる気を持ち続けて貰いたいものです。

馬淵さんにも1年生の時があったのですから。


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