一句鑑賞

オサムシ?

一列の造花たむける秋彼岸   庸助

妻の秋の彼岸参りをしてきた。
広大な霊園の比較的新しい区画ある・・・分譲というには言葉は悪いが。
その一角の墓へ。

土日明けの今日は天気も良く、娘と二人で果物など供えた。
花は生花を娘が用意していた。
霊園は一列に墓石が並ぶ・・・じつに整然として見事だ。
また供えられた花がとてもカラフルで・・・
よく見る造花が目立つが、気持ちはよく分かるな。
なかなか墓参りには来れないのでせめて長持ちする花をとの思いだと。

句は皮肉ったようであるが、心は分かった上での句と捉えてほしい。



我が家の玄関先に不思議な虫が目に留まったのでスマホで・・・ピントボケです。
昆虫図鑑で調べるけど・・・オサムシ科の虫のようですが特定できない。
私には無い華やかさを持っている。
一寸の虫にも五分の魂・・・などと諺があるけど。
虫にとっては身の丈の命を生きているんだな。

コメント一覧

一句鑑賞
大地に還る・・・なるほどですね。
人間は虫ほどの覚悟を持っていないかもしれない。人の頭の上には高く広がる空があると有名俳人は見ています。
輸那括絲子
http://blog.goo.ne.jp/hitomikouhei
今の造花はそれと見分けがつきにくい精巧さです。
生花は数日の命ですから気持ち的にわかります。
さらに進んで散骨が増えるかも知れませんね。
大地に還る‥これは虫の魂に通じるのかな‥
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