一句鑑賞

管弦町

今日は主治医のところへ・・・二か月ほど間が開いていた。

入眠剤を処方してもらうのが目的で月に一度通っていたが、あまり飲まなくても眠れるようになってきた?今日、ドクターになんか飲まないと寝れないのではと思って、どうもいけませんねと話した。その体で一番弱い入眠剤ですから、ほんとは飲まなくてもと・・・自己コントロールだなと自省した。

ではまたと言われたので、じゃ次回は採血の時ぐらい?・・・そう4月くらいでいいですよ。ここ数年、心に不安があったのが昨秋から解けてきたせいなのだろうと思っている。

俳句をもう一度と思ったのも、断捨離もそうだが実際に前に進み始めている。

結社誌がまだ届かない、振込用紙を送ると電話でお話ししていたのだが・・・ゆっくり待つことにしよう。こういう心構えが今後は必要だなと、いろいろなことに対しても思っている自分に気づく。焦っては事を仕損じるではないけど。

 

で南区井尻の医院を出てから、今までは朝倉方面だったが北を目指した(笑)久しぶりに天神を歩いてみよう・・・南区から博多駅方面へ車を運転してくと、ああこの道は久しぶりだなと思い出しながら、駅近くの住吉神社辺りに出て、春吉から西中州を抜けて天神へ出た。

住吉神社の近くに「管弦町」という地名があり昔は交差点の信号機にその名があったが・・・今はキャナルシティーの南側だが、名はすっかり変わっている。神社の近所であるので、笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)、それから二弦の楽琵琶(琴のような)楽器を造っていた所かもしれない。或いは楽師が済んでいたところかもしれないと、昔から思っていたが調べたことはない。

そういえば私の所の神社から宇美川沿いに音楽という地名がある。住居表示には使われていないが、古くからの人は知っている・・・ここも雅楽に関係した地名なのであろうと言われている。

 

さて久しぶりの天神は・・・只今、天神ビッグバンということで、昭和30年代から建てられてきたビル街が生まれ変わろうとしている。新しく高さ制限も緩和されるので街の様子が一変するだろうと思っているが、元気なうちに歩きたいものだ(笑)

その昔のビルに福ビル(西鉄)がある。まさに近代的な象徴でもあった。地階は食堂街で老舗寿司屋さんや和食店、蕎麦屋など揃って、母ともよく言ったものだ。1階にはヤマハ福岡店、2階はインテリアの・・・ニックなどが入り、洒落た喫茶店もありました。

今日のお昼は戸隠蕎麦に入った、ちょうど12時過ぎで一番多い時間帯であったが、独りでもなんとか席に着けた。ここは昔からレジで食券を買うことになっている。それをもってテーブルに着くとお茶が運ばれる。食券を手にして天ざるですねには、かるく「うん」と返事をする。

運ばれた天ざるはいつも通りだなと思うがこれが最後と思って食べ終えた。入り口のレジの小母ちゃん(昔は皆さん若かった)、ここはあまり従業員が変わっていない・・・有難うございますというので、いつまで営業するの?ときくと3月終わりまでですとの返事・・・そうもう来れないかもしれないけど、長いことお世話になりましたと静かに会釈して出た。

4月になると取り壊しが始まるのでしょう、これも断捨離と言えばそうなのでしょう。

ざるいつちよう蕎麦屋のこゑの春きざす

しかし管弦町の漢字はこれだったかと怪しい記憶なのです

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