一句鑑賞

天狗の山

威銃・・・おどしづつ

稲が実り始め雀が群れ飛んで来るのを追い払う、あのパーン!という音ですね。

実際はどんな装置か知りませんが、昨年も秋月を歩いていたときに数分に一度ほど発砲音がなってました。

まあ雀の群れが色づいた稲田から飛び立ったりするも日本の原風景としてはいいのですが。

昨今は猿などの害獣?を追うためにも使われているのかなと考えたりします。

歳時記の例句には・・・

 

威銃奥は天狗の山ばかり   百合山羽公

これは情景が分かりますね・・・峡の村でしょう。

棚田がいくつも重なって山へと続きます。

そこにパン!と音が・・・天狗伝説の山は日本中にあるのではと思います。

威銃谺返しに峡の村     拙句

福岡は英彦山、修験の山ですね。

英彦山神社の長い長い石の坂の参道の中ほどに、旅館だったお店がある。

もう十年ほど前にそこのお婆ちゃん・・・否、当時は女将さんであった方ですが、

少しお話をしたことを思い出しました。

いつか書ければいいのですが、筑豊の炭鉱の盛んな頃、旅館の一番盛況な時代のお話しを聞かせて貰いました。いづれ思い出すことなどとして書ければいいですが。

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