農場長のつぶやき

花苗生産農場ハイフラワーの農場長の日々のつぶやきです。うれしい事や驚いたこと農場での出来事をつぶやいています。

梅雨になっちゃったので・・・

2016年06月07日 | 肥料
今日は雨がチラホラと落ちてきて、
梅雨を思わせる天気でした。
ムシムシ感はなかったので、
梅雨終盤の嫌な雨ではなかったです。

今日も応援をお願いいたします。


梅雨になっちゃったので、この日照と湿度は
植物の生産には困ったものになりますね。

こんな時には、少し肥料の工夫をするチャンスです。


お店に行って、肥料の棚をチェック!!!
液体肥料のところを見に行ってください。
いろんな肥料が出回っていると思いますが、
基本的には、大差はないと思います。

ただし、気を付けなければいけないところは、
  「 肥料の成分 」です。

窒素・リン酸・カリウムの比率をまず見てください。
基本的には、10-10-10 や 20-10-20 など、
窒素・リン酸・カリウムの比率がこの順番で書いてあります。 

同じ割り合いのものは、植物一般
リン酸が低めのものは、成長用
リン酸が高めのものは、育苗用
と言われています。
一つの目安にしてください。

また、窒素の中身をチェックしてください。
硝酸態窒素は地上部をしっかりと育てます。
尿素は、葉面からも吸収します。
地上部に効果がある肥料です。
アンモニア対窒素は、尿素よりも肥効はソフトです。
地上部をゆっくりと育てます。

一言では言いにくいのですが、
私の経験からの肥料の効き方の感触です。


・・・と言うことは、
梅雨時期に尿素の多い肥料を使うと、
日照不足も加わって、
大きくなり過ぎちゃうかもしれないということです。

硝酸態窒素が多めになっている肥料で、
カリウムが窒素以上に入っているものがあれば
それがいいと思います。

お店でそんな肥料が見つからなかったとしても、
特に大きな問題はありません。
ちょっと気を付けて、薄めの肥料にしてあげてみましょうか。

固形肥料の追肥は、毎年経験されているとしたれ大丈夫です。
いつも通りに上げてください。

しかし、この時期にいつも失敗する方は、
固形肥料の追肥はやめた方がいいでしょう。
ひょっとしたら量が多いかもしれません。


いずれにしても、一番大切なことは、
適切な肥料(液肥)をあげることではなくて、
あげたあとの観察です。
肥料をあげたことに対しての反応を
丁寧に見てあげられるかだと思います。


観察で得られた情報に適切な肥料をあげてください。
また、ここに書いたところも
100%有効かと言うと、それは不可能です。

土の状態や、基肥の量などで、
肥料の効き方は違います。
でも、気を付けけるところは同じです。


明日は生産者仲間との勉強会です。
液肥の使い方などをみんなで考える会。

一緒に勉強したいと思った方は、
声をかけてください。
勉強会は毎月やっています。




写真を撮り忘れてしまうと、
こんなことを書いて、ごまかしています、^^。
明日は写真を忘れないようにしたいと思います。



では、今日はここまでにして、
帰ろうと思います。


また明日。



毎日お昼の12時に空を見上げましょう!

今見ている青空は地球の上にいる半分の人が見ることが出来ます。

地球にいる半分の人が、
自分にとって大切な人を思い青空を見る。
そのひとりひとりの思いをつなげつなげていくと、
いつの間にか地球上のみんなが同じ青空を見つめることにはなりませんか?
お互いの思いは青空を通してつながっているような気がしませんか?

世界中の人がそんな気持ちを持ってくれたなら、
世界中の人と人とはつながって、
きっと世界中は優しさでいっぱいになって、
『平和』 な地球になると信じています。

そんな思いに共感してくれた方が『青空の会』の会員です。
会員登録も退会も自由です。
組織も集会もない『青空の会』、運営するのはあなたの“大切な人への思い”です。

国も宗教も思想も組織も越えて、
毎日お昼の12時、みなさん一緒に青空を見上げましょう!
コメント (2)
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