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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

落合信彦「狼たちの世界」(集英社)と高橋義夫「南海血風録」

2020年07月21日 | Weblog
落合信彦「狼たちの世界」(集英社・1986.6.30第1刷・1989.8.30第2刷)は著者お得意のラングレーにあるCIA本部に関わる日本人ビジネスマン、西條猛、仁科譲二に加えて詐欺師(コン・マン)玉城ケンゴの活躍である。飽きさせない筆運びだ。
高橋義夫「南海血風録」(光文社時代小説文庫)は寛永16(1639)年の鎖国以前の江戸時代初期に長崎と台湾の間で朱印船貿易に関わっていた淡水天野屋太郎左衛門の剣とポルトガル人日本人売春婦の混血・六道の妖術が大活躍する。

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