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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

今日もいい天気

2010年12月27日 | Weblog
先日の大雪が嘘のように今日も天気が良く温かい。干し柿にカビが生えるのでないかと心配なほどだ。
和久井康明氏が出演した、NHK教育番組「就職難時代を頑張れ」を見た。学生・教師、社会人まで大勢の人達が参加しているので、話す機会がないのではないかと気がかりだったが、大企業の代表として肝心のところで指名されて、納得のいく話しをしていた。この就職難時代は、先日飲みながら彼と話した時に、彼は、企業の生産がアジア諸国に移転した構造変化によるものであると言っていたが、それが前提の番組内容であり、しかも、高卒の昔は3割、今は5割が大学進学であるというから、私自身は、日ごろの持論である職人を養成できる仕組みを作ることの必要性をその時に飲みながら彼に述べた。これまで、大蔵・財務省が源泉徴収しやすいサラリーマン大量生産の構造を作って来たことも、大学進学・安定サラリーマン志向の安易な幻想を産みだして来たことも話した。
民主党政権になって、どのような職業観を作っていくのか、いまだ見えないが、場当たり的な、職安・ハローワークの拡充というのに、菅首相がやたらと顔を出している。ハローワークを拡充しても、若者達の就職率が良くなるはずもない。自民党時代と違う独自の政策を採るかと思っていたが、日本の基本政策である武器輸出三原則を変えようとするなど、米国から指示されたままに動いている。沖縄の基地政策もそうだ。日本全体の基地をどうするかというところから考えなければならないのに、米国にいわれるままである。自衛隊幹部の発想は、米国は利用すればいいといいながら、米国に言われるままで、沖縄県民にかけた迷惑料を自衛隊の予算から支払っている。それを思いやり予算と、あたかも、上級者が下々の米国に支払ってやっているような表現で国民を誤魔化している。
これなど自民党時代からの政策であるが、民主党政権の誠実のなさは、そもそもが、小沢一郎にかわって鳩山が首相になって普天間から、辺野古に基地を移転すると急に決めて首相を降りたことだ。これは沖縄の民に対する裏切りであり、そのことに抗議して福島瑞穂の社民党が連立政権から降りたのは、むしろ潔い。

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