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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

米国の正義の戦争

2016年05月01日 | Weblog
米国の"正義"の戦争は、第一次大戦の時も宣伝されていたことが1928年にエドワード・バーネイズ著『プロパガンダ』2007年中田安彦訳『プロパガンダ教本』の訳者解説で指摘されていた。第一次世界大戦で、ドイツを「悪魔、フン族のアッティラ」と言っているのは、湾岸戦争でイラークのフセイン大統領を「悪魔」と言っているのと全く変わっていない。フン族のアッティラというのは、中国からヨーロッパまで支配したフン族に対する憎しみで、黄禍という表現にも現れている。第2次世界大戦で米国を”鬼畜米英”と叫んでいた日本のマスコミは、その支配下に入ってから、フセイン大統領に対してそのまま、悪魔という言葉を使って、ニュースで米国の”正義”を垂れ流していた。愚かの一語に尽きる。