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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

『伊達政宗御真翰』という箱書きの書状

2007年01月02日 | Weblog
大澤和泉さんの絵の展覧会をするために登米の芳賀邸の最終的な片付けを手伝ってもらう過程で、『伊達政宗御真翰』という箱書きの書状が出て来たので、それを彼女にスキャンしてもらい、複写したものを伊達宗弘氏に持参して鑑定を依頼したところ、年末になって、
「政宗の書状についての第1人者である仙台市博物館の鵜飼幸子室長が鑑定し、本物ということです。明治初期まで登米伊達家の所有で、当時東大において資料作成の時、それを写し取っています。その実物が出てきたということなので市博物館では機会があったら是非写真におさめさせて頂きたいとのことでした」
と、メールを頂いた。
まさか、伊達政宗の本物の遺品が芳賀邸にあるとは思わなかったので、博物館に寄託しようと思う旨、伊達宗弘氏にメールしておいた。
そもそもが、誰宛に何を書いたかまるで読めない達筆である。政宗の政という字だけは署名と分かったが。