『竹取物語』アラビア語版の訳者を紹介してくれた、仙台一高の親友、長谷川俊雄君がエジプトを再訪すると言い、カイロでする事はないかというので、出版社マスリーヤ・ルブナニーヤと私に替わって交渉してくれた国際交流基金の森田さんにお土産を託すため、翌日曜成田出発なので、土曜日に羽田で会った。森田さんから、出版社が大澤和泉さんの絵を欲しいと言って来ているとメールして来るまで、国際交流基金の援助プログラムに入っている事すら出版社からは何も連絡がなかった。トヨタの車を買うのに1年かかるというお国柄だから、『竹取物語』の出版契約書など作るとなると時間ばかり過ぎて援助プログラムの期限切れになりそうだから、森田さんに頼んで条件などを聞いたが、やはり、条件などをいうなら、出版そのものを辞退したいなどと言って来て、ふりだしから始めることになってしまった。どうも、私の最初の提案を社長が見ていなかったという事で、誤解があったと、その後翻訳者のイサムハムザ氏から森田さんの所に訂正があったと言い、イサムハムザ氏に交渉を任せると出版社からの初めての連絡がメールで入った。なんだか、インド的な交渉で、心もとない限りだ。
昨年アラビア語版の交渉にカイロに行った時、長谷川俊雄君の家に一緒に泊めてもらった大澤和泉さんと羽田の到着ロビーで旭川から来る彼を第1ターミナルで待ち、公務でない奥さんは安い切符で2時間後に札幌から来るというので、その間歓談した。国家公務員の出張は、そう言う所ががんじがらめでお気の毒だ。二人でカイロに行くのにも行きはなんとか一緒だが、帰りは奥さんは安い切符で後の便で帰るのだそうだ。
その奥さんを、第1ターミナルで待っていたら、携帯でもう着いていると言って来て、それが第2ターミナルであることが分かり、羽田空港も成田空港と同じくらい大きいのだと分かった。
出張旅費の使い方を細かく指示されるから、国家公務員はこういう時は、中々面倒なことになる。翻って、自分が民間で働いていたときには、私費で同行するような事はなかったが、あったにしても、そこまでは、細かく監査からいわれなかったであろう。
昨年アラビア語版の交渉にカイロに行った時、長谷川俊雄君の家に一緒に泊めてもらった大澤和泉さんと羽田の到着ロビーで旭川から来る彼を第1ターミナルで待ち、公務でない奥さんは安い切符で2時間後に札幌から来るというので、その間歓談した。国家公務員の出張は、そう言う所ががんじがらめでお気の毒だ。二人でカイロに行くのにも行きはなんとか一緒だが、帰りは奥さんは安い切符で後の便で帰るのだそうだ。
その奥さんを、第1ターミナルで待っていたら、携帯でもう着いていると言って来て、それが第2ターミナルであることが分かり、羽田空港も成田空港と同じくらい大きいのだと分かった。
出張旅費の使い方を細かく指示されるから、国家公務員はこういう時は、中々面倒なことになる。翻って、自分が民間で働いていたときには、私費で同行するような事はなかったが、あったにしても、そこまでは、細かく監査からいわれなかったであろう。