【９月のソウル】 ３日目 板門店ツアー

今回の訪韓の一番の目的、板門店ツアー
8:50にロッテホテル6Fのツアーデスクに集合です

パスポートは忘れずにピヨ

ハチはキンパ、Nちゃんはサンドイッチ＆コーヒーを買い込んでバスへ

40人乗りのバスは満席で、２台連なって出発です

コーヒーショップの₩2000キンパは

赤米入りご飯に沢庵、卵焼き、人参、ハム、そしてエゴマ
このエゴマがめっちゃエエ仕事をしていて美味しかった

モグモグしながら窓の外を眺めていると、漢江沿いに登って行く模様
しばらくは漢江沿岸は市民公園となっているけど、
登って行くに従い、一般人立ち入り禁止の軍事施設になっていく

前に行った江華島(まだ、Blogにアップしてない)方面へ向かっているみたい
臨津閣(コチラもまだ、Blogにアップしてない)でもそうだったけど、
有刺鉄線がずっと続いているんだよね…

正直、平和ボケの日本人が見ると、それだけで鳥肌モノ
２つの国が１つになるのは、並大抵のことではないと思うけど、
同じくにの同じ民族が、60年間も未だに緊張感を持って向かい合っている事実に胸が痛む

板門店到着
写真撮影を明言されてないと怖いので、
大期待の割には写真は少な目ですが…

微動だにしない兵隊さん達

小さいですが、北朝鮮の兵隊さんもこちらを向いてます(赤丸部分)

そこでも記念撮影

会議室の中でも、微動だにしないマネキンのような兵隊さんと


会議室の窓から見えるのは国境

砂地が北朝鮮で、砂利が韓国
たった、高さ15cm、幅40cmのコンクリート…小学生なら平気でまたげるコンクリート片が
国を分け、家族を分け、銃を持ち、地雷を埋め、睨み合う線となっている…

たとえば、今、京都府と大阪府の間に国境が設けられたら、
もう二度と、同居人(職場は京都府)に会うことはできなくなるってコトですよね

最後に売店へ寄って、板門店見学は終了
一路、臨津閣へ

臨津閣は、統一の願いを込めて建てられたもの
ここにある「自由の橋」は、朝鮮戦争が休戦した1953年、
戦争捕虜12,773名が、この橋を渡り自由の身となって韓国に戻ってきたことから命名

でも、自由にはこんな有刺鉄線が取り巻いています

たくさんの南北統一へのメッセージや北朝鮮の人々へのメッセージが結び付けられてました

北朝鮮へ通じる鉄道京義線の線路には、電車も走ってました

いつか、誰でもが、この橋で、この電車で、自由に行き来できる日がくることを祈ってます

朝鮮戦争時の列車で、長らく非武装地帯に放置してあった車体も展示

戦争の激しさを物語っています

銃痕もバッチリ


たった20分程度の自由行動でしたが、自由に歩き回れる国境
遠くに見える北朝鮮を眺めながら、複雑な気持ちになる場所でした

臨津閣近くの食堂で、ツアーに付いているプルコギのお昼ご飯
パンチャンと

プルコギ

量は少な目でした

食堂まわりののどかな風景

この平和な光景が、ずっと続きますように…