先に駆けつけた両親とは別に
火曜日に姉と落ち合って、電車で父の故郷へ向かった
そんなに遠くに住んでいるわけではないのだが
2人で居ることなんて、正直、何年ぶりだろう??
こういう事がなければ、親戚だけじゃなく、実の姉ともなかなか会えないなぁ~
駅に着くと、両親が迎えに来てくれていた
喪主は故人の息子である従兄弟が務めてくれているので、父も特にすることがない
甥っ子(私の従兄弟)の成長が嬉しくもあり、寂しくもあり…って感じだろうか?
まずはホテルに入って喪服に着替えてから、お通夜の会場へ向かう
通夜の控え室には叔父さん、叔母さん、その連れ合い、いとこ、甥っ子&姪っ子
当時としては珍しくないのかもしれないが、父は6人兄弟
とにかく控え室には人が溢れかえっていた
叔父さんは、まだ60代だし、おばあちゃんもまだ元気だし
やっぱり、亡くなるには早過ぎるって思っちゃうんだけど
すっかり大人になった娘、息子、さらに孫4人
幸福せな人生だったんじゃないかなぁ~って思える
お葬式はいつだって悲しい
故人を知っている度合いが深ければ深いほど、悲しみも深い
でも、”幸福せな人生だったんだろうな”って思えるお葬式は
ちょっぴり悲しみを軽くしてくれる
でも、父親を亡くして泣いている従姉妹にかける言葉も見つからなくて
ただ抱き締めて、背中を撫でるしかできない自分がもどかしい
叔父さんと父は2つしか違わない
2年後に私がそちらの席に座っていないことを願わずにはいられない
従姉妹の背中を撫でながら、そんなことを考えてしまう自分に嫌気がさす
せめて、喪主を務めている従兄弟とその姉の従姉妹の負担を軽くしようと
その子供たちと遊んでいた
どうも子供たちには私は大人と認識されなかったらしく
やたらとなついてくれて、一緒に遊びまくった
しかし、若く見られるのならともかく
中学生や高校生に見られるのは…ある意味悲し過ぎるぞっ
背中に9才児、胸に5才児、両脇にそれぞれ1才児の計4人を
ぶん回して遊んでました
クライミングで養った筋力が、こんなところで役に立つとは…
久しぶりにホテルのベッドでトランポリンをして天井に頭をぶつけるし(アホ?)
かくれんぼで喪服とヒールで走り回るし
どう考えても大人とは思えない行動をとりながらも
やはり身体はシッカリ大人で、帰ったら全身筋肉痛なのであった
無条件に信頼され、全身全霊で体当たりされて、無条件に求められる
”子供にはスキンシップが大事”なんて良く聞いていたけど
あんなほの温かくてスベスベの肌をスリスリされて
本当は子供よりも大人が癒され、生かされているのかもしれないな
この世にこんな愛しいものがあったのか
人の子でこんなに可愛くてしょうがないのだ
自分の子だったら”自分の生命を投げ出してでも”という気持ちになるだろうな
本気でそう思った
私には生憎、子供には恵まれないけれど
もし恵まれたら…仕事なんかしていられないかもしれない
もしかしたら、クライミングだってスッパリやめちゃうかもしれない
なんの躊躇いもなく…
ま、実際は産んでみないと分からないけどねっ
叔父さんが亡くなったのは本当に悲しかったけど
なんか、亡くなって、身を持って
叔父さんが私に何かを教えてくれたような気のするお葬式でした
叔父さん、叔父さんはイッパイ幸福せな兄弟、姉妹、甥っ子、姪っ子、孫を遺してく
れました
どうぞ、心安らかに眠って下さい
火曜日に姉と落ち合って、電車で父の故郷へ向かった
そんなに遠くに住んでいるわけではないのだが
2人で居ることなんて、正直、何年ぶりだろう??
こういう事がなければ、親戚だけじゃなく、実の姉ともなかなか会えないなぁ~
駅に着くと、両親が迎えに来てくれていた
喪主は故人の息子である従兄弟が務めてくれているので、父も特にすることがない
甥っ子(私の従兄弟)の成長が嬉しくもあり、寂しくもあり…って感じだろうか?
まずはホテルに入って喪服に着替えてから、お通夜の会場へ向かう
通夜の控え室には叔父さん、叔母さん、その連れ合い、いとこ、甥っ子&姪っ子
当時としては珍しくないのかもしれないが、父は6人兄弟
とにかく控え室には人が溢れかえっていた
叔父さんは、まだ60代だし、おばあちゃんもまだ元気だし
やっぱり、亡くなるには早過ぎるって思っちゃうんだけど
すっかり大人になった娘、息子、さらに孫4人
幸福せな人生だったんじゃないかなぁ~って思える
お葬式はいつだって悲しい
故人を知っている度合いが深ければ深いほど、悲しみも深い
でも、”幸福せな人生だったんだろうな”って思えるお葬式は
ちょっぴり悲しみを軽くしてくれる
でも、父親を亡くして泣いている従姉妹にかける言葉も見つからなくて
ただ抱き締めて、背中を撫でるしかできない自分がもどかしい
叔父さんと父は2つしか違わない
2年後に私がそちらの席に座っていないことを願わずにはいられない
従姉妹の背中を撫でながら、そんなことを考えてしまう自分に嫌気がさす
せめて、喪主を務めている従兄弟とその姉の従姉妹の負担を軽くしようと
その子供たちと遊んでいた
どうも子供たちには私は大人と認識されなかったらしく
やたらとなついてくれて、一緒に遊びまくった
しかし、若く見られるのならともかく
中学生や高校生に見られるのは…ある意味悲し過ぎるぞっ
背中に9才児、胸に5才児、両脇にそれぞれ1才児の計4人を
ぶん回して遊んでました
クライミングで養った筋力が、こんなところで役に立つとは…
久しぶりにホテルのベッドでトランポリンをして天井に頭をぶつけるし(アホ?)
かくれんぼで喪服とヒールで走り回るし
どう考えても大人とは思えない行動をとりながらも
やはり身体はシッカリ大人で、帰ったら全身筋肉痛なのであった
無条件に信頼され、全身全霊で体当たりされて、無条件に求められる
”子供にはスキンシップが大事”なんて良く聞いていたけど
あんなほの温かくてスベスベの肌をスリスリされて
本当は子供よりも大人が癒され、生かされているのかもしれないな
この世にこんな愛しいものがあったのか
人の子でこんなに可愛くてしょうがないのだ
自分の子だったら”自分の生命を投げ出してでも”という気持ちになるだろうな
本気でそう思った
私には生憎、子供には恵まれないけれど
もし恵まれたら…仕事なんかしていられないかもしれない
もしかしたら、クライミングだってスッパリやめちゃうかもしれない
なんの躊躇いもなく…
ま、実際は産んでみないと分からないけどねっ
叔父さんが亡くなったのは本当に悲しかったけど
なんか、亡くなって、身を持って
叔父さんが私に何かを教えてくれたような気のするお葬式でした
叔父さん、叔父さんはイッパイ幸福せな兄弟、姉妹、甥っ子、姪っ子、孫を遺してく
れました
どうぞ、心安らかに眠って下さい