ヒドい話2件
まずは、札幌市で居酒屋などが爆発によって燃えてしまった事件。
当初、居酒屋が原因で爆発を起こしたのではないかと言われていたが、実際は隣にある不動産屋「アパマンショップ」が原因だったらしい。
従業員が、店にあった除菌消臭用のスプレー缶約100本のガス抜きをしていて、ガスが充満している室内で湯沸かし器を使おうとして、湯沸かし器のスイッチを入れた途端、引火して大爆発を起こした、ということだそうな。
ほとんど使い切ったスプレー缶に穴を開けてガス抜き、というのではなく、まだガスが結構残っている段階で、室内でスプレーしながらガス抜きをしていた、ということらしいので、室内に溜まっていたガスは相当量あったはず。
当然のことながら、ある程度臭っていたはずだろうけど、そこで湯沸かし器を使えばどうなるか、という想像力(?)がまったく欠如していた、ということだろうか。
まさか、点火して湯を沸かす、という仕組みを知らなかったわけではあるまい。
と言うか、たぶん「湯沸かし器のスイッチを入れる=ウォーターサーバーみたいに内部で温めたお湯が出てくる」と思っていたのではなかろうか。
そもそも、どうしてこんなに大量のスプレー缶があったのか、と言うと、賃貸マンションから引越しする際、「室内消臭作業代」みたいなものが取られるのだけど、これって室内を丁寧に清掃するのではなく、単にこういうスプレーを散布していただけ、ということらしい。
なので、大量に用意してあったのだけど、それを回収して新しいスプレー缶を入手するために、古いスプレー缶を一気にガス抜きをしていたのだとか。
こういう連中がいると、周りの人間はホントに迷惑してしまう。
本人も、これでよく死ななかったものだと思う。
次は「PayPay」というアプリでクレジットカードが不正に使われたという事件。
よくわからないシステムだけど、「クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力すれば、支払い手段としてクレジットカードを登録できる」というものらしい。
「まあ、オレは使わないから関係ないや」ということでもないのが、今回の事件の恐ろしいところ。
つまり、登録も何もしていないのに、クレジットカードから勝手に引落しされた、という人が出てきた、ということのようだ。
なぜこういうことが起こるのか、と言えば「セキリュティコードについてリトライの上限がなかったから」ということらしい。
つまり、適当なクレジットカード番号を入れて、適当なセキュリティコードを入力し、それが合えば半ば無尽蔵に買い物ができることになるわけだ。
セキュリティコードなんて、3ケタだから、最悪でも1000回試せば、いつかは合う。
恐ろしいアプリだ、というのは当然として、もっと怖いのは会社の対応。
PayPayの広報担当は、「(セキュリティコードの入力について)現時点でリトライ上限がないのは事実ですが、本日以降速やかに対処する予定です」とコメントしている。
まず、「上限がない」理由として、「お客様の中には間違えてしまう人だっていると思うので・・・」みたいなことを言っていた。
だから、一般的には3回とか5回とかある程度の回数制限を設けているわけで、それを無制限にしてしまうところに、無知というよりも、何だか悪意を感じてしまう。
少なくとも、この手のアプリを開発する際、リトライの上限なんて、たぶんデフォルトで設定されていると思うのだけど、その設定をわざわざ変えたのか、という気がしないでもない。
しかも、「すぐに対処する」でもなく「とりあえず当面アプリは使えないようにする」のでもなく、「本日以降速やかに対処する」と言っており、しかもそれは「予定」であると言う。
つまり、それまではこれまで通り運用していく、という意味だろう。
これだけお客様をバカにしたアプリもない。
この事件が報道された時点で、「なるほど、こうすれば他人のクレジットカードも使えるんだ」と思った悪いヤツは、たぶん複数いると思う。
こういう輩が、会社が対処する前に一斉に悪用すれば、被害はさらに拡大する可能性はある。
ホント、とんでもないアプリだ。
まずは、札幌市で居酒屋などが爆発によって燃えてしまった事件。
当初、居酒屋が原因で爆発を起こしたのではないかと言われていたが、実際は隣にある不動産屋「アパマンショップ」が原因だったらしい。
従業員が、店にあった除菌消臭用のスプレー缶約100本のガス抜きをしていて、ガスが充満している室内で湯沸かし器を使おうとして、湯沸かし器のスイッチを入れた途端、引火して大爆発を起こした、ということだそうな。
ほとんど使い切ったスプレー缶に穴を開けてガス抜き、というのではなく、まだガスが結構残っている段階で、室内でスプレーしながらガス抜きをしていた、ということらしいので、室内に溜まっていたガスは相当量あったはず。
当然のことながら、ある程度臭っていたはずだろうけど、そこで湯沸かし器を使えばどうなるか、という想像力(?)がまったく欠如していた、ということだろうか。
まさか、点火して湯を沸かす、という仕組みを知らなかったわけではあるまい。
と言うか、たぶん「湯沸かし器のスイッチを入れる=ウォーターサーバーみたいに内部で温めたお湯が出てくる」と思っていたのではなかろうか。
そもそも、どうしてこんなに大量のスプレー缶があったのか、と言うと、賃貸マンションから引越しする際、「室内消臭作業代」みたいなものが取られるのだけど、これって室内を丁寧に清掃するのではなく、単にこういうスプレーを散布していただけ、ということらしい。
なので、大量に用意してあったのだけど、それを回収して新しいスプレー缶を入手するために、古いスプレー缶を一気にガス抜きをしていたのだとか。
こういう連中がいると、周りの人間はホントに迷惑してしまう。
本人も、これでよく死ななかったものだと思う。
次は「PayPay」というアプリでクレジットカードが不正に使われたという事件。
よくわからないシステムだけど、「クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力すれば、支払い手段としてクレジットカードを登録できる」というものらしい。
「まあ、オレは使わないから関係ないや」ということでもないのが、今回の事件の恐ろしいところ。
つまり、登録も何もしていないのに、クレジットカードから勝手に引落しされた、という人が出てきた、ということのようだ。
なぜこういうことが起こるのか、と言えば「セキリュティコードについてリトライの上限がなかったから」ということらしい。
つまり、適当なクレジットカード番号を入れて、適当なセキュリティコードを入力し、それが合えば半ば無尽蔵に買い物ができることになるわけだ。
セキュリティコードなんて、3ケタだから、最悪でも1000回試せば、いつかは合う。
恐ろしいアプリだ、というのは当然として、もっと怖いのは会社の対応。
PayPayの広報担当は、「(セキュリティコードの入力について)現時点でリトライ上限がないのは事実ですが、本日以降速やかに対処する予定です」とコメントしている。
まず、「上限がない」理由として、「お客様の中には間違えてしまう人だっていると思うので・・・」みたいなことを言っていた。
だから、一般的には3回とか5回とかある程度の回数制限を設けているわけで、それを無制限にしてしまうところに、無知というよりも、何だか悪意を感じてしまう。
少なくとも、この手のアプリを開発する際、リトライの上限なんて、たぶんデフォルトで設定されていると思うのだけど、その設定をわざわざ変えたのか、という気がしないでもない。
しかも、「すぐに対処する」でもなく「とりあえず当面アプリは使えないようにする」のでもなく、「本日以降速やかに対処する」と言っており、しかもそれは「予定」であると言う。
つまり、それまではこれまで通り運用していく、という意味だろう。
これだけお客様をバカにしたアプリもない。
この事件が報道された時点で、「なるほど、こうすれば他人のクレジットカードも使えるんだ」と思った悪いヤツは、たぶん複数いると思う。
こういう輩が、会社が対処する前に一斉に悪用すれば、被害はさらに拡大する可能性はある。
ホント、とんでもないアプリだ。
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