はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

みんな、はっきり言おうよ

2020-02-20 | 日記
野球に関する話題を少し。


まずは、今話題になっている高校野球の投手による「球数制限」について。

これについて、知ったかぶりの小倉智昭が持論(?)を展開したそうだ。

いわく「何で、野球の投手だけが過保護なの?」

何を言っているのかと思ったら、「だってサッカーやってる子どもたちは膝痛めたりとか、陸上競技やってる子は脚を痛めたりとか、みんなそれぞれ一生懸命やればやるほどケガをするんですよ。なんで野球の投手だけが過保護になるのか」だって。

こいつはバカなのか?

野球をやっている選手全員ではなくて、どうして投手だけなのか、ということがわかっていない時点で、自分の発言がおかしいとは思わないのだろうか。

1試合で100回前後「思いっきり球を投げる」選手は、投手以外にいったい誰がいると言うの?

捕手もほぼ同じ回数投手に投げ返しているけど、その労度は投手の比じゃないだろう。

こいつは、キャッチボールとかしたことあるのか?

球数制限の考え方の背後にあるのは「過保護」なんかじゃなくて、投手だけが肩を酷使していることに対する対策だろう。

プロ野球でも、野手は毎試合出場できるけど、投手はまず無理だ。

クローザーでさえ、連続で3~4試合が限度だろうし、しかも球数は少ない。

「なんで投手だけ?」というこいつに対して「なんで投手だけだと思うの?」と聞いてみればいいのに。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00000143-spnannex-ent


もう一つは、巨人史上「最高の助っ人」と言われるクロマティの発言。

彼は「西武黄金期である1982~1992年の11年間はホントに強かった」と言ったそうだ。

1987年と1990年の日本シリーズで、その西武と戦った巨人は敗れているわけで、それを振り返っての発言らしい。

確かに強かったと思う。

しかし、1987年の日本シリーズで、巨人が西武に負けた敗因の一つは・・・

お前だよ、クロマティ。

そのシリーズにおいて、西武は2回に、二塁走者が次打者のセンターフライで、8回には一塁走者がセンター前ヒット(単打)で、それぞれ一気に本塁に返ってきている。

普通なら考えられないようなプレーである。

センターがボールをファンブルしたわけでも、悪送球・落球があったわけでもない。

にもかかわらず、ランナーは悠々と生還している。

それはなぜか。

センターを守っていたヤツが、超緩慢プレーをしたからだ。

中継した野手に対して山なりの返球をしたものだから、そのスキをついての走塁なので、もちろん西武の作戦勝ちではある。

しかし、同じ試合で2度も同じ怠慢プレーをしたヤツなど、私のこれまでの経験では、見たことがない。

私の中では、クロマティは「史上最高の助っ人」の一人であると同時に「史上最低の外野手」でもある。

日本の野球をナメていたとしても、こんなクソみたいなプレーは、彼の数々の功績を一気に帳消しにするほどのヒドいものだと思う。

誰もそれを指摘しないのはなぜ?

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00695034-fullcount-base

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