一人忘れていたようなので、制裁してやったぜ！?

スポーツ関連のネット記事で『日本ハム・稲葉2軍監督に「厳重注意」の制裁　球審へ選手交代の通告怠る…NPB発表』というのがあった。

選手交代を球審にも告げずに勝手にできるものなのか、と思っていたら、どうも違うみたいだ。

稲葉監督が、複数の選手の交替と守備位置の変更を球審に告げた際、一人について報告するのを忘れていた、というのが真相らしい。

これって「怠った」というよりは「忘れちゃった」というのが正確だろうし、こんなことでわざわざ「厳重注意という制裁」なんて下すか？

せいぜい「ありゃ、忘れちゃダメじゃん。次からちゃんと報告してね」で終わりだろう。

見出しだけ見ると、「侍ジャパンの監督として東京五輪で金メダルを獲得したほどの監督なのに、こんなあくどいことしてましたぜ」みたいな印象を受けているけど、こんなのは単なるヒューマンエラーだろう。

こうやってわざと大袈裟に記事を書くのがメディアだ、というのはわかってはいたものの、くだらなさすぎ！

https://news.yahoo.co.jp/articles/87c85858ebe496dd7448c5d8b0f95ca3bcd3b1db


かと思えば、読売新聞は小林製薬の紅麹事件で、談話記事を捏造したらしい。

大袈裟どころか、まったくのウソを記事にしていたわけで、しかも捏造したのは実際に取材・執筆した記者ではなくて、それをまとめた記者らしい。

取材・執筆したのが岡山支局の記者で、それを捏造記事にまとめたのは大阪本社の記者だそうだ。

記事によると、大阪本社の記者は「岡山支局から届いた原稿のトーンが、（小林製薬への憤りという）自分がイメージしていたものと違った」と説明し、岡山支局の記者も「社会部が求めるトーンに合わせたいと思った」と再取材をしなかったと、ということらしい。

ホンマかいな。

どうせ、本社の記者が「こんなツマんない記事にするんじゃねえ。ウソでも何でもいいから、もっと面白くまとめろ」とか何とか、支局の記者を見下すようなことを言って、勝手に変えたんじゃないの？

支局の記者としても、ご本社様に盾突くわけにはいかなかったので黙認するしかなかった、のではなかろうか、と勝手に邪推してしまう。

ただ、この記事を見て真っ先に思いついたのが、捏造記事がデフォルトとなっている朝日新聞のこと。

ネットでも、早速「アサヒっちゃったな」とか「でも、ちゃんと謝罪して訂正するだけ、朝日や毎日よりはマシ」というコメントがついていた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024041700923&g=soc&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

こんなことだから、メディアが発する記事なんか信用できないのだけど、たぶん潰れるまで改善はされないと思う。