「なぜ落合を呼ばずに、私を呼ぶんですか?」
という第一声で始まった、名古屋初(だそうです)の野村元監督の講演。
演題は『弱者の兵法』。
登場した時の第一印象は「結構太ってるな~」でした。
「貧乏だったので、金持ちになりたかった。
まず考えたのがデビューしたての美空ひばりにならって流行歌手(言い方が
年代を感じさせますよね)。で、学校の合唱部へ入ったが、うまくならず、
あきらめました。
次に考えたのが、映画俳優。映画の勉強をしようと、映画館へ通うけど、
金が無いので、毎日映画館の前を行ったり、来たりしてたら、おっちゃんが
可哀想だと思って、タダで入れてくれた。でも自分の顔を鏡で見て、
『やっぱりこれじゃあダメだ』
とこれも断念。
その次がプロ野球選手だった。頑張ったけど、ドラフト指名されず、テストを
受けるしかなかった。受けるなら、自分で球団を選べるから、それなら巨人と
思ったけど、自分の1年前に、甲子園で大活躍して、鳴り物入りで巨人入りした
藤尾という選手がいて、入団1年目から正捕手として成功している・・・
これじゃあとても自分の出る幕は無いと思い、全球団の捕手を調べた。20代の
捕手がいるチームをすべて除外すると、残ったのは、南海と広島だけでした。」
これはひとつの例ですが、事ほど左様に、聞く話すべて、野村さんというのは非常に
緻密だな~と感じました。
「『失敗』と書いて『成長』と読む」
ちょっと感動する言葉でした。
最後のまとめの部分で原稿を手にしていました。
どんな原稿かと気になって、思いっきりズームで撮影すると、
面白い話は他にもいろいろありましたが、今日のブログではこの辺とします。
1時間の講演を終え、退席する野村さん、ノッソ、ノッソ、モソモソと歩くんですね。
さて、話はこの講演の始まる前に戻ります。
ブログの写真を撮りたいし、せっかくなら最前列で聞こうと、会場に入って、前へ
前へと進んでいくと、運良く、一番前の席がひとつ空いていました。
「ここいいですか?」
「ハイ、どうぞ」
ということで、座ると、その「ハイ、どうぞ」と言ってくれた隣の方が、
「楽しみですね」
と声を掛けてくれました。で、私も、
「野村さん、お好きなんですか?」
と応じたことから、会話が弾み出し、その方、
「申し遅れました」
と名刺まで下さいました。慌てて、私も名刺を。立派な方ですね。今日のMVPは、
野村さんでなく、岐阜県穂積市からお出でのMさんでした。
おかげで野村さんがカメラ目線のとてもいい写真が撮れました。
Mさんは「野村監督の大ファン」と言うので、私が持っている元巨人で、ヤクルトで
野村監督の下、投手コーチだった角さん直筆の「野村の教え」ノートのコピーを
差し上げましょうかと聞いたら、
「ぜひ!」
ISOWAが段ボール機械メーカーと伝えたら、
「江南にあるM段ボールさんってご存知無いですか?」
「先日もM社長にお目にかかりましたよ」
「え、私、自宅がM社長のご近所で、私が1年後輩で、小学校では同じ
野球部で、高校でまた同窓となりました」
「エ~ そうなんですか」
こんな具合でした。
また『輪』が広がり、つながりました。
中学、高校の同級生、それからISOWA親睦会のI社長にも声を掛けられる。
誘ってくれたニッセイの鈴木さん、本当にありがとうございました。
食事も美味しかったですよ。 ご馳走様でした。
昨日は、ありがとうございました。
名刺交換までさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
またいつかお会いできる日が来る事を楽しみにしたいと思います。
失礼致します。
そうですか、柴田さんがPRしてくれたんですか!
うれしいです。
ぜひ来月の経営者オフサイト名古屋場所で聞かせて
下さい。
私の方こそ、ありがとうございました。
プレゼントは今日発送しました。
楽しみにしていてください。