磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

金融腐食列島シリーズ読了

2010年08月12日 21時17分04秒 | こんな本読みました

 「やっぱ、組織風土って大事だよな~」

病み付きになった『金融腐食列島』シリーズを全巻読み終えての、
素直な感想です。

企業の中での異常なまでの上下関係。
部下は子分や弟子ではないし、ましては使用人じゃない。
それなのに、なぜここまで部下に服従を強いたり、上司に服従
しなきゃいけないのか?

偉くなった人っていうのは、なぜこんなに常識を失っていくの
だろう?

人間にとって、引き際というのは本当に難しいものだ。

企業の合併。吸収する側と吸収される側の天と地の差。

社員の幸せのために、何としても企業は健全に存続しなければ
いけないものだ。

企業風土を大切した経営って、順調な時にはそのありがたみが
分からない。無くなって、あるいは無くなりそうになって、
初めてその大切さが分かるんですね。
でもそれじゃあ遅いから、常に感謝し、さらに良くする努力を
怠らないことの重要性を痛感しました。

また、バブル期以降の日本経済史についても、初めて知ることも
たくさんあり、勉強にもなりました。

もう終わったと思うと、ちょっと寂しい気分です。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
全部ではないけれど (KEVIN)
2010-08-12 23:59:18
全部ではないけれど読みましたよ。管理本部長をやっていたころは、銀行の人とよく付き合っていたので、モデルは誰々とか話しあっていたのが懐かしく思い出されます。一部は、SB。二部(呪縛)は、DKBでしよう。
今は、合併して、いずれもメガ・バンクですが。

確か、「呪縛」だと思うけど、検察に引っ張られた上司が釈放されて、その釈放お祝いゴルフを埼玉の東松山CCでやるシーンがあります。ゴルフ場で昼食を取りながら、「ここの東松山弁当は、名物で旨いんだな」と登場人物が話します。
このゴルフ場は、うちの埼玉の工場が代々メンバーで、年に一回、私が主催で、シート販売先のお客様を集めて、このゴルフ場でゴルフ大会をやります。
東松山弁当を頼んだお客さんには、必ず、「金融腐蝕列島」の話をします。
 先月も、話したばかりです。
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ありました (磯輪)
2010-08-13 14:58:17
 KEVINさん

確かにそういう場面がありました。憶えています。
その名物の弁当だけでも一度食べたい気分です。
その場で、A鉄工のA社長とお話されたのですね。
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A社長 (KEVIN)
2010-08-13 21:25:31
そうです。A社長と同じ組で回ったので、金融腐蝕列島の話をしました。
但し、我々はお弁当を頼みませんでしたが。
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やはり (磯輪)
2010-08-13 21:40:02
Kevinさん

やはりそうでしたか。
これで、先日のkevinさんの発言と繋がりました!
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そういえば (マサ)
2010-08-17 18:33:37
「呪縛」で、腐食した銀行立直しの活躍でモデルとなった、当時DKB広報部次長のOさんも、作家生活からいきなり逮捕された某金融機関の社長の後任として、実業界に復帰されたのには驚きました!
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ご教授を! (磯輪)
2010-08-17 20:50:58
 マサさん

小説の中の、ACB銀行の北野次長ですね。
そんな続きがあったとは!
次回お目にかかった時、ぜひ教えて下さい。
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