hikaruよ お前もか！

いつ頃からだろうか、光がX-Japanに凝り始めました。

なんて書くと、タイトルを見て、この文章を読んだ人の中には、

　「えー、磯輪さんもX-Japanが好きだったの～」

とんでもない。私は彼らとはまったく縁もゆかりもありませんよ。

　「じゃあ、なんで『hikaruよ お前もか！』なんだ？」

まあ、まあ、そんなに慌てず、落ち着いてこの先を読んで下さいな。

光がX-Japanにはまる前は、米米クラブだった。その前はスピッツ？　
その前はオフコース？　そのずーと前、始まりは中島みゆき。

ただ今回はいつもとちょっと様子が違いました。
彼らをまねて、ヴィジュアル系にはしり、髪を染め、化粧をし始め・・・
なんてことはありませんよ。ご心配なく。

いつもと様子が違ったのは、本屋へ走り、X-Japanの楽譜を買ってきたんです。
そして、そして、ピアノで『Endless Rain』（知ったフリしてますが、それまで
まったく知りませんでした）の練習を始めたんです。

　「ま、どうせすぐ飽きるから」

とタカをくくっていたんですが、どうして、どうして、よく続きます。
勉強の前も、勉強の最中も、勉強の後も、試験の前も、最中も、そして今夜も。
続かなくていい時まで、続くんです。

ツノ坊も、

　「『好きこそものの何とか』って言うけど、本当だね」

と驚くほど。結構上手に弾ける様になりました。

もちろん着メロも、知らぬ間にX-Japanの『紅』に変わっていました。

さらにこれだけに留まりませんでした。

私が１年半くらい前に買って、その後叩かずのドラムと化してしまったものが、
ツノ坊と光の合意の下、私の許可無く、光の部屋に引っ越してしまいました。

　　　　　　

そして、X-Japanの曲に合わせて、ピアノだけでなく、ドラムも叩き始め
ました。

そんな訳で、光もドラムを叩く息子、ドラムスコになったっていうことで、

　「hikaruよ お前もか！」

というタイトルとなりました。ちなみに光が光じゃなく、hikaruになっている
ところが、X-Japanぽいでしょ。

その光が、少し前パソコン を見ながら、

　「やばい、売り切れちゃう！」

って叫んでいるので、何かと思ったら、『X-Japan伝記』という本がもう販売
してなくって、ネットでしか買えないということで、とうとうYahooオークション
で、その本を競り落としました。

　　　　　　

親が知らないうちに、子どもは本当に勝手に育ちますね。

光が、先日珍しく分厚い本を読んでいたので、

　「おお、感心、感心」

と喜んでいたんですが、この本だったんですね・・・

先日ミュージックステーション特番のようなTV番組で 過去のヒット曲を
流していたんですが、その時初めて、X-Japanなるものの正体を知ってしまい
ました。
どいつもデーモン小暮みたいな奴ばかりでしたが、中でも目を引いたのが、
狂ったように髪を、そして首を、さらに上体までも振り乱して、ドラムを
叩いていた奴でした。

後で聞いたら、何でも光の一番のお気に入りは、このドラマーのyoshikiだ
そうです。光の将来は大丈夫なんでしょうか？　トホト・・・