BONES(ボーンズ)1 砂漠の恋人

2015-08-11 16:37:00 | BONES





 ザックが30か所以上刺されているとブレナンに言っている。凶器はとブレナンに聞かれ、鋭利なものだけど刃物じゃないと答える。アイスピックのような…。あるいはドライバーとブレナンがいう。


 PCの中では休暇中のアンジェラの写真が次々と映し出される。



 アンジェラは休暇で砂漠へ行ってるようだ。恋人のカークとキスしているものもある。アンジェラに恋人がいるの?と聞くザックに、ブレナンが年に3週間だけ彼と過ごすのとブレナンが答える。


 ホッチンズはセレブ気取りの写真家と砂漠のキャビンでおままごとごっこかという。

 しかし写真の中の2人は楽しげだ。

 ブレナンは1人8か月~1年ねと遺体を見ている。

 PCからアンジェラが話しかけてきた。

 ホッチンズは直接アンジェラと話した。オイル塗ってるのか?アンジェラは浮かない顔でブレナンに話があるという。

 ブレナンは場所を代え、電話で直接アンジェラと話した。

 
 アンジェラは変になりそうという。



 彼と喧嘩したの?とブレナンが聞くが、保安官が送らせてくれないという。アンジェラは人間の頭がい骨が保安官事務所の前に置かれていたのに送らせてくれないという。置いたのは多分ナバホ族、カークが5日前に砂漠へ撮影に行った。そしてまだ戻って来ない。ガイドも戻っていない。

 ブレナンは彼の頭蓋骨だと思うのかと聞いたが、違う、よくあることなのとアンジェラはいう。アンジェラも混乱してて、ブレナンに上手く話が伝わらない。電話のことは忘れてというが…




 ブレナンは急に休暇を取ることにして所長に送られてラボを出る。



 ホッチンズは砂漠なんてサソリや何かがいるぞというが、数日だとブレナンはいう。

 今取りかかっている仕事はザックが凶器と身元を確認したとブレナンは出かけた。

 

 アンジェラの運転する車に乗ったブレナンはカークの骨とは思っていないと再び聞かされた。



 でも、見てほしいという。はっきり否定してくれたら安心できる。

 ラジオも入らないくらいの辺境な所だ。だから砂漠に立つと広大な宇宙を感じられるとアンジェラはいう。

 ガイドはダニーだ。帰ったら3人で飲もうと約束したという。

 保安官事務所へ向かった。保安官はナバホ族警官に渓谷を捜索してくれと電話していた。

 保安官のベンにブレナンをアンジェラが紹介した。



 しかし保安官はカークとダニーの捜索で手いっぱいだという。

 2人の水が尽きるまであと2,3日だろうという。

 アンジェラは頭蓋骨を見せてといい、ブレナンは安置所はどこと聞くが、ベンは箱に入ったものをテーブルの下から取りだし、ここが安置所だという。

 ビニール袋にかろうじて入れられていた頭蓋骨を取り出し、ブレナンは見る。

 男性、白人、死後数日が経過、30~35歳だ。ベンは動物に食われているという。腐敗が始まっているとブレナンはいう。銃弾の跡もある。


 アンジェラは彼とは断定できない?と聞く。そうねとブレナンは答える。


 ブレナンはアンジェラがビールを出す間、写真を見る。女性のダニーウェバーが砂漠のガイドだ。



 誰よりの砂漠を熟知してるとアンジェラはいう。

 ブレナンは不安なアンジェラをそっと抱き締めた。ブレナンはビールを飲み、アンジェラはもう寝るという。




 ブースにブレナンは電話をかけた。そこどこと聞くと、君のオフィスだという。ザックが検視結果を教えないから困ってるという。



 ブレナンは9時15分発デンバー行きよという。それを乗りついでサンタフェへ着てという。



 ブースは断るというが、ブレナンはお願い、アンジェラの恋人が殺されたかもしれないと話す。

 ベンがブレナンにも調べさせてくれない。ラボへ頭蓋骨を送りたいと言っても権限がないと断られた。どうしろっていうんだというブースにFBIの権限を見せつけてという。

 その一言でいい気分になったらしい、ブースだ。




 ブースはアンジェラとブレナンの起きぬけに到着した。経つ前に頭蓋骨をラボへ送るように圧力をかけたという。

 ブースは早速モデル兼ガイドの家に行くという。ブレナンは着替えるから外へ出ててとブースに行くが、外は43度だぞ、目をつぶってドーナッツを食べているという。



 
 ブースはアンジェラがいると聞きにくい質問があるといい、彼女を置いてきた。ブレナンはそれは何という。恋人が女と逃げた可能性とからしい。

 アンジェラはあり得ないってと、そのまま昨日彼女が言った言葉をブースに伝えた。

 ダニーの家(トレーラー)に近寄ると散弾銃を持った男が近づいてきて、2人は手を上げた。



 彼はアレックス・ジョセフといい、ダニーと一緒に住んでいるそうだ。ダニーは1週間戻らないという。

 ダニーは警官嫌いらしくトレーラーの中を見せるなら、令状を見せろといい、中に入ると1枚の写真を取り出し、ブースとブレナンに渡しドアを閉めた。

 保安官とダニーが並んで写っている。


 保安官の所へ行くと、アレックスが見せた写真を見せ、何かあったのかと聞いた。ブースは写真家か先住民の男に恋人を盗られたのかと聞く。保安官のベンはくだらないと言った。

 妹だという。母親は違う。アンジェラに聞けという。

 ブースは改めてジョセフはどんな男だと聞くが、暴力は振るうし、ヤクは売るし、妹には相応しくないという。

 事件に巻き込まれた可能性は?とブースは聞くが、現時点では何も証拠がないという。

 ブースはジョセフが2人を襲った可能性を聞いた。ないとは言い切れないという。


 ラボから電話があった。ホッチンズは頭蓋骨はカークのものだと言った。脇にびったりザックが付いている。ホッチンズは毛髪から大量のメスカリンを検出したという。それは何とブレナンが聞いた。


 ペヨーテとザックが素早く答える。ザックは続けて骨の傷はというブレナンにまだ判っていないという。ホッチンズが骨を独占してるから調べられないが、恐らくオスのコヨーテで顎が変形してるという。噛み傷に特徴的なものがあるという。

 ブースに話すと麻薬絡みで殺されたかという。



 ブースは砂漠を車を飛ばし、支部に電話して正式に捜査を引き継ぐという。ブレナンはダメだという。砂漠の人たちは閉鎖的だ。保安官が協力的なのはアンジェラのお陰よという。



 ブースはブレナンの言い分に納得したが、ペヨーテの入手先は確かめるという。

 

 アンジェラは頭蓋骨がカークだと聞き、呆然とした顔をしていた。アンジェラは予想はあったという。だからブレナンに電話したという。ブースは聞きたいことがあるという。

 カークはドラックをしていたかという。

 していないとアンジェラは答える。
 



 ペヨーテが出たと聞いてももっと本格的なものかと思ったという。ペヨーテの服用は先住民の儀式の一環だという。

 アンジェラもペヨーテを使ったかという。そしてハイになった?君は犯人と接触してるかもしれないとアンジェラにブースは言う。

 入手先はと聞くブースに、アンジェラはカークの友だちよという。ウェイン・ケロッグだと言った。地元のアーティストだ。




 ケロックは儀式に参加したことはないが、否定しないという。




 何故ナバホにとブレナンが聞くと、ケロックは作品を見れば判るが、彼はナバホの文化に傾倒しているという。売れているらしく、ロスに別荘を建てたという。ブースは先住民が使うならペヨーテは合法だという。

 しかしナバホ以外なら、密売人から買うしかないとケロックはいう。そこでトラブルが起きた?

 ケロックはカークガ行方不明と思っていたようだ。ブースとブレナンは彼は死んだと伝えた。

 密売人を教えてほしいというブースにケロックは彼らは私を信用している。彼らはペヨーテの栽培場所を何世代にも渡って秘密にしてきた。

 ブレナンは窓の外を見て、あの車はあなたの車かと聞く。ジョゼフが乗ってましたねという。ブースはジョゼフは砂漠で恋人じゃなくてペヨーテを探していたという。


 ブース達はジョゼフをトレーラーに訪ねた。しかしそこに合ったのはジョゼフの暴行され意識を失ったジョゼフの姿だった。


 ブースは保安官のベンに麻薬の恐ろしさを知ってるでしょう。カークの死もジョゼフの暴力も繋がってくるというが、ベンはダニーの捜索が先だという。

 ブレナンは犯人が判ればダニーがどこにいるか判るという。ブースは彼女が犯人かもという。可能性はあるだろうとベンにいう。ベンはダニーは心の優しい子だという。

 ブースはいろんな可能性があるだろうという。

 例えばダニーがカークにレイプされ、保安官に相談した…などだ。

 ベンは町の人間のことを何も判っていないという。しかしブースはあんたを恐れてジョゼフは銃を持っていたのかもしれないと返した。

 ベンはダニーの捜索隊に加わるという。


 ラボで女性が、この地区では群れのコヨーテの1匹ににGPSが付けられいるという。



 私たちはレンジャーや自然愛好家から集めた情報を収集していると、グットマン所長の前で話し、それをブース達にPC越しに伝えている。

 顎が変形したコヨーテがカークを襲った。グットマンはそれは砂漠地帯のはずれにいるという。この群れは8匹で顎が変形しているという。


 まだ呆然としているアンジェラは彼とは15周間の付き合い。それって変よねという。シャワーを浴びてきたブレナンはそれを聞き普通じゃないけど、1年の3週間お互い真剣に向き合ってたのは凄いことだという。

 アンジェラはカークガ撮った風景は現実より素敵なのよという。写真の中が私と彼の世界だった。2人の居場所だった。私、いろんな男性をカークと比べてたのねとアンジェラは笑う。彼がもういないことが息もできないほど辛いという。

 ダニーは無事だと思う?アンジェラが聞いた。ブレナンは正直に判らない、犯行現場が不明出しという。カークの遺体だって…。

 アンジェラは一緒にダニーを探すという。友だちだもの。探さなきゃという。


 アンジェラ、ブース、ブレナンは砂漠に他の人々と捜索に出た。砂漠が好きだったとアンジェラはいう。遠くの物が近くに見えたり、不思議な感じが好きだった。じっとしてると砂漠が語りかけるとカークガ言ってたという。真実が見えるって。しかしアンジェラは見たことがない。



 ベンはブースにジョセフが回復したと言った。ジョゼフの暴行とカーク殺しが関係してるとはベンは思っていない。

 やった奴を知ってるのかとブースが聞くと、あの先住民さという。原因はペヨーテだ。本来は聖なる儀式に使われるものだ。ジョセフのように他人に売る奴を許せない。逮捕しないのかとブースはベンに聞くが、しないという。自分は先住民じゃないからだという。

 だったら教えてくれとブースがいう。ぺヨーテを売った奴をどうするんだ。何もとベンはいう。買った奴の始末は俺に任せているという。

 そこへ何かあるぞ、着てくれと声がした。慌ててみんなが飛んでいく。

 しかしアンジェラはいけない。



 ブレナンがあっちで骨が見つかったとアンジェラに教えた。




 アンジェラは立ち上がり、行こうとした足をとめたのは、カークのカメラを見つけたからだ。カメラはケースから出され滅茶苦茶になっていた。でもフィルムは感光させられないと持っていた布で包んだ。

 ブレナンはカークが言ってた通り、砂漠が語ってくれるわという。犯人が写ってるかもしれない。


 ベンはカメラなどを収めたカメラケースを保安官事務所に持って帰ると、これは州警察の鑑識に回すという。

 ブレナンはアンジェラの現像技術は彼らより高いわといい、止めさせようとする。カークの道具もあるわとアンジェラがいう。ブースも時間の節約になると後押しをする。

 ブレナンは最後のひと押し、妹さんのことを考えたら早い方がいいわという(大手って感じだな)

 しかしベンはダメだと言った。ブースはケロッグがロスに別荘を買ったと言っていたが奴の海外取引額は12万ドルだ。別荘なんて買えない。奴は嘘をついてる。真実を調べようとブレナンと保安官事務所を後にした。

 残ったアンジェラとベン、アンジェラはベンに私を疑ってるのねと言った。

 ベンは亡くなった者を悪く言いたくないが、3週間の恋人なんて変だという。それが不安で私が殺したというの?アンジェラが聞く。

 アンジェラは彼が私と会うのを拒んだんじゃない。いいえ結婚しようと言っていた。

 ダニーを見つけたいの。私に現像させてとアンジェラは懇願した。

 ベンはそれに負け、カメラケースをアンジェラに託した。


 ブースとブレナンはケロッグを訪ねたが、自分はカークほど成功してないが、それなりに成功していると言った。

 ブースは別荘さという。令状を取って金額を調べたという。ケロッグはそれに自分の作品は欧州で売れてるんだ。ドイツが1番だという。

 ブレナンはカークの骨が見つかったと言った。それがなんだというケロッグに、あんたは砂漠を走れる車を持ってるとブースは言った。ケロッグは車は人によく貸すと言い返した。

 ブレナンはあるものを見つけこれは何とケロッグに聞いた。彫刻プレートだという。あまり触らないでほしい、脂がつくと困るんだという。

 ケロッグは何故自分がカークを殺すんだとブースに聞く。ダニーとの間に何かあったんじゃないのか?とブースが聞く。カークの成功をねたんだのか…

 ブレナンはそっと彫刻プレートの絵柄を携帯の写真に撮り、そしてブレナンは横から先住民の花のモチーフじゃないわねという。彼らの絵柄を盗用してない。

 ケロッグは盗用じゃない。彼らから触発されたんだ。それは依頼品だと答えた。そういう仕事もするんだと言った。

 アンジェラから電話が入った。アンジェラは何枚かは感光していたが、でもベンが現像した写真とネガを持って飛び出していったという。ブレナンはそれを簡潔にブースに伝え、写真には何が写っていたか聞いたが、アンジェラは砂漠とダニーだという。不審な点なんてなかったという。

 
 ベンは飛び出した理由をブースとブレナンにジョゼフに確かめに行っただけだという。ジョゼフも砂漠を熟知してる。この場所を知っているかと思ったんだ。

 ブレナンもその写真を見たが、カークの殺害現場と違う。ブースは殺害現場は別だと言った。

 ダニーは岩の前に写っているが、岩が特定できれば、ダニーは見つかると思った。ジョゼフは知っていたかと聞くと知っていた。そして行った方が早いという。ブースはジョゼフが犯人ならムダ足になるというが、ムダ足だったらジョゼフが犯人ということだとベンは言った。


 ラボでは送られてきた骨をザックが取り出している。



 砂漠では1週間で白骨化するという。ホッチンズがお前が始める前に俺が微粒子を見ると作業用の手袋をはめる。しかし僕がした後にしてとザックはいう。



 所長に決めてもらおうとホッチンズは言う。



 ザックはブレナンは死んだ場所や、時間より、死因を知りたがってまと所長に売りこんだ。

 ホッチンズは後頭部の銃創を見れば死因は明らかだという。

 結局、所長は悩んだ末にホッチンズに先に作業しろと言った。




 ベンが運転し、ブース、ブレナン、アンジェラが向かうが、4時間はそこまでかかる。しかも砂漠だ乗り心地がよくない。



 やっと着いた。アンジェラは写真と岩を見比べ、あれだと言った。

 ベンは詳しい撮影場所を探せといい。ベンは見回りに行った。

 しかしベンは車で走り去り、ブレナンはベンのことを聞くブースに、ベンは妹の捜索に行ったというが、水はあるのかと聞く。みんな1本のペットボトルにほんの少しあるだけだ。

 何でというアンジェラにブースはもう車の音がしないという。

 3人は砂漠のどこだか判らない場所に置き去りにされた。



 携帯も繋がらない、水もない。このまま保安官が戻らなかったらどれくらい持つかとブレナンがいう。

 長くて3日だとブースが答えた。

 アンジェラが道路まではと聞くと5日だという。

 そして3人は車を見つけた。カークの車のようだ。



 ブースが車のボンネットの中を見ると壊されている。

 ブレナンは保安官が私たちを置き去りにするなんて意味がないわという。

 ブースはここは辺境だ。置き去りにすれば、死ぬという。



 ブースは全て保安官が1人でやったことかもしれないと言い出す。

 ブレナンは血痕を見つけた。岩についている。被害者は膝まづいてた。

 ブースにアンジェラの気持ちを考えろと言われ、小声で、引きづられた後があると言った。そしてある個所で途切れている。さっきブースが見つけた軍用車に乗せられたようだ。300キロ離れた所へわざわざ遺体を捨てに行ったわけ?とブレナンが言っているとブースが突然走り出した。

 そしてやはり軍用車の走った後も突然消えている。飛行機で運ばれたんだろう、やはり麻薬絡みか――――。


 






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