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孤独を抱える

2012-01-17 03:06:17 | 日記風
 どうもこの所そうだ。
 夜が深まれば深まるほどそうだ。

 自分の心の中の怒りにも似た孤独を持て余している。

 孤独はある一点を過ぎると怒りになる。

 怒りを振り回すことで、その孤独と対峙する。




 それしか方法がなくなってしまう。



 私が孤独だと感じることは少ない。

 慣れてしまっている。

 敢えて感じなくなってしまっている。


 
 けれど闇にまぎれ、日の光の中でも私は孤独を抱いている。

 なぜそうなったのか。


 私が孤独であることを受け入れたせいだろうか。


 慣れてしまえば孤独であるということには気づかなくなる。

 そうだった私。


 でも今は孤独であることを痛々しくも心の中で持て余す。

 それが怒りとなって私を慟哭させる。



 いつか何かの形になるための孤独。

 今は抱えなぐさめることしかない孤独。

 誰がいても消えない孤独。



 自分の願いが叶うとき、もしかしたらこの孤独も落ち着くかもしれない。


 しかしそれはまだまだ先のこと。



 泣きたくても泣けない孤独。


 孤独、孤独、孤独。



 それでいいんだ。しょうがないんだ。


 何かが始まる前の、蝶がさなぎの中で変身していくような、孤独。

 せめて感情がなければ…。

 

 感情があるからこそ、痛い。

 痛さが私を成長させるだろう。


 痛みにも孤独にも耐えられなければそこまで。

 さなぎはさなぎのまま。

 蝶になる日までの孤独をじっと時に怒りに振り回されながら、私は抱え続けるのだろう。


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