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海に天の川を作った魚

2010-04-05 18:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 人は光るものに魅了されます。
 暗闇の中の明かりは幻想的で希望のように見えるのでしょう。

 世界一輝く魚がいるといます。
 
 海の中っていますよね。
 ぼんやり光りながら幻想を振りまく、昔の人が見たらそれだけで
 「奇妙なものを見たぞ。あれは海の妖精に違いない」
 なんて伝説が語りづがれてしまいそうな…。

 フィリピンのマクタリ島に世界一光る魚はいます。
 ヒカリキンメダイ、オオヒカリキンメダイと呼ばれる魚です。

 普段は水深200メートルに住んでるらしいんですが海中洞窟にも姿を現すそうです。

 ヒカリキンメダイ、オオヒカリキンメダイは発光魚です。
 どこが光るかっていうとね、目の下だそうです。

 ヒカリキンメダイとオオヒカリキンメダイは同じように目の下が光るんですが、ずっと光っているわけじゃなく10秒に1回くらい光るんですって。

 餌のプランクトンを捕るときはずっと光ってます。光ることで呼び込みます。
 
 ヒカリキンメダイ、オオヒカリキンメダイ。
 わざわざ分けて読んでますけど、やはり特徴が違うからなんですね。

 どこがって、目の光ってないとき。

 ヒカリキンメダイは楕円形に光る。そして光る場所が回転式になってるんですって。
 オオヒカリキンメダイは半月形に光る。そして光る部分がシャッターのようになっていて光ったり光らなかったりする。ほぼまぶたと同じかな。

 なんでそんなに違うんでしょうね~。

 こういう細かいことって判ってないんですよね。
 
 しかも光ると言っても彼らは自力で光ってない。

 発光器になってる部分にバクテリアが住んでいて、バクテリアは発光器から餌をもらっている。
 持ちつ持たれつで光っている。

 何故だ~。
 なんかの進化のなせるわざなのか?

 このヒカリキンメダイは普段洞窟より出ることはないけど、出て光る時は、光の帯をなびかせながら泳ぐ。
 その様は海の天の川のようだそうです。
 
 世界って不思議。
 まだまだ判らないことがいっぱい。

 だから世界は面白い?


 NHK「ダーウィンが来た!」より




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