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ミステリー部-あなたと私の死斑問題-

2010-01-18 20:00:00 | 日記風
 ミステリーにおける死斑問題です。

 ミステリーとか推理小説を読み出した頃、死斑って結構大きな壁だったんですね。それをクリアしないとまず推理がないくらい、死斑は重大問題だった。
 それがいつの頃からか、あまり深く追求されなくなった。

 死斑はずっと死体をそのままにしておくと、身体の下側に血がたまってできる斑点のようなものなんですね。
 これの出方によって死亡時間や動かしたかどうかを考えるもの……なんですが、これを追求しだすと、まず死体移動とかないですよね。
 
 車のトランクに入れて、森へ捨てたって言っても、おいおい、死斑はどうなってるんだよ、死斑の位置で動かしたかどうか一目瞭然じゃんってことになると、死体移動の推理物は書けないケースが増える。

 だから、いつからか、トリックの幅を狭めない為に言わなくなった。

 でもそれが気になっていたのです。

 私はあまり、読書傾向として王道の推理小説を通ってるわけではないのですが、それでもそれは譲ってはいけない問題だったりするのです。

 死斑問題が追及されなくなって親しい今日、何故か最近、様相が変わってきてると思う。
 つけっぱなしにしていたテレビにアニメの『名探偵コナン』が写ってたんですが、言ってるんですよ。死斑について。
 最近でしょ。
 どうしてそこまで追求するくらい、ちゃんと触れてたのよ。

 つまりさ、トリックの広がりを求めて、それも行く所まで行っちゃったから、基本へ戻ってきたって事かしら?
 でも死斑追求すると大変だよ。
 大変だと思う。

 でもそれが時代の流れなのかしら。

 お話がいい方へ流れるんならそれでもいいんだけどね。

 って、医学の基本がより重要視されるじゃないかって気もするんだな。

 勉強しなくちゃ。


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