小生意気な口は聞きません

2009-06-22 22:32:31 | 日記風
 先日『夜光の階段』が最終回だったようです。
 疲れていて半分眠りながら観ていたので、よく判ってません。

 どこからか話の筋が変わったような……。
 考えると母親エピソードからなのか。

 最近はDVD化が当たり前なので、番組が終わったからといって簡単にネタがばれる話はしてはいけないんじゃないかと思います。

 製作関係者は「覚えててもいいから忘れてっ」と言いたいところじゃないでしょうか。
 そして「買って!」
 
 今のご時勢、男が野心に燃えて階段を駆け上がる話は難しいんじゃないかと……・。
 ラストの佐山道夫の台詞を聞いてる限りはそんな気がしました。
 元々原作にああいう設定の台詞があるなら作家の意図するラストだったのでしょうが、じゃなきゃ……・であっても、今は意味が変わってくるんじゃないかな。

 殺人鬼も母性の前に純粋な心を取り戻した……普遍的なテーマと言えばテーマです。

 ということで、けしてこれがラストと言うわけでもないです。
 
 ただイマイチ説得力がないのは……男が野心への階段を駆け上がる……そこに尽きるのではないかと……。 
 女が、に変えると違うんですけどね。
 それが今風なんでしょうね。

 私はどっちの話でもいいと思いますけどね。

 ミステリー自体が難しい転換期に来ているのかなと思います。

 でも全ての作家、脚本家のみな様は偉大だと思います。
 とみにそう思うようになりました。小生意気な口は聞けません。


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