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ミイラからクスリの痕跡…危ないわ

2012-08-30 22:10:58 | 日記風
 さあさあ、さあ、ペルーにまつわるお話をもう1つ。
 現代に近づいてます。

 でもないか?インカ帝国よりほんの少しの話だから。

 インカからもミイラが出てるそうだ。


 でも怖いわね~。ミイラが出るといろんなことが判っちゃう。

 古代アンデス人は向精神薬を使用していたらしい。

 そんなことまで判っちゃうのよ。

 個人情報よね~。


 インカ帝国ができる前。アンデス地方ティワナク帝国(チリ北部~ペルー南部)のティワナクの人々が精神状態に影響を与える物質を常用していた。

 これを手に入れるためにネットワークもあり。離れたところから輸入もしてたらしい。

 でも1歳のミイラから出てるとなると、ちょっと問題?
 ハルミンって名前らしい。幻覚作用を起こす物質でかなり強い抗うつ作用があるらしい。

 これは治療の目的で使っていたとも考えられる。出産とかね。それにも使っていたかな。そうじゃなきゃ、なんで1歳の子にそんなもの使うの?

 また宗教儀式に使ったとも言われる。

 1歳の子から検出される分には、母親から母乳をもらう際に流れ込んだという解釈もあるようだ。

 そうすると…今の危ない薬と変わらない?

 ティワナク帝国は紀元前400~1000年の間にボリビアのチチカカ湖畔に起源があるようだ。宗教と軍事力で領地を広げた。 
 

 でもペルーは今でもコカの葉は普通に噛んでもいい。食べ物、石鹸に混ぜてもいい。コカインって言うのは、コカに手を加えないとできないもので、コカはあくまで神聖なものだそうだ。

 確かに高地だから、こういうものがないと純粋に生きていけない地域かもしれない。


 でもハルミンを含む植物ってジャングルに生息するアヤワスカか、カービと言われる者にしか含まれていない。これはアマゾンにあるらしい。
 アマゾンの先住民族は、ジャーマニズムの儀式で使用している。

 そうなのよ、アマゾンからわざわざとりよせていたらしいのね。でも間にアサバ渓谷を挟んで500キロは離れてたらしい。

 それを乗り越える。

 乗り越える必要があった?

 ティワナク人はそういうものを積極的に使い、周囲の人々を自国の文化に引きこんでいたようだ。

 それがティワナクの魅力の1つでもあったらしい。



 うーん。いつの時代も国が繁栄するためにはいろいろな武器を遣う必要があるけど、彼らにはクスリだったのだろうか?


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