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陰婚ー業者までいる中国の陰の風習ー

2014-11-12 04:13:34 | 日記風

 ameblo.jp(出典)

 中国では若くして事故、病気で亡くなってしまった男子がいる場合、葬式とは別に行っている儀式があるという。

 これを「陰婚」と言ったり「冥婚」鬼婚」「冥配」と呼んでいる。

 中国で、何千年も続いている風習だ。

 簡単に言うと「結婚」で、別に付き合っていた女性、婚約者と結婚するわけではない。

 今でも行われていると言われ、農村に多いが、広東省などでも金持ちの家であれば、行われている。

 じゃ、亡くなった若者は誰と結婚するのか? 
 
 すでに亡くなっている女性を勝手に探し、掘り出して結婚させてしまう。

 どうしてもこの風習がなくならないのは、先祖に孤独な墓があると、子孫繁栄の妨げになるという考え方があるからだという。

 でも、既に亡くなって、埋められている遺体を探すと言っても簡単なことではない。

 そこで出てくるのが、地下マーケットで活躍する組織だったりする。
 情報に精通していて、市場で高い値がつく若い女性の遺体を、どこかで亡くなった方がいると聞くと、掘り返しに行くそうだ。

 もちろん、娘の遺体を持って行かれる家族は怒るから、そこも技術に長けた組織が全てを仕切る。

 でも、これは盗掘となり、遺体の密売となる犯罪となる。

 新しい遺体であれば、約30万6千円で売ることができ、掘り返して1週間程度で売れてしまうというから驚きだ。

 上に使わせていただいた写真は、大江賢次氏の「絶唱」という作品で、日本で何度も映画化されている。

 事情は少し違い、戦争中の陰習の残る村で、身分の違う男女が愛し合うが、当然結婚など反対される。その内、男が出世してしまい、その間に女性が亡くなってしまう。
 死後の世界に送りだす前に、愛した女性の遺体と結婚をして送りだしたという内容のものである。

 だから、中国の陰婚とは違うんですが、こんな感じでしょうかと、山口百恵さん、三浦友和さんの「絶唱」の映像をお借りしました。


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