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BONES(ボーンズ1 消えた記憶 

2015-06-06 17:22:06 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー


 ハリケーンのカトリーヌが数か月前にニューオリンズを直撃し、遺体回収が進み、行方不明者の2300人の捜索もまだ続いているとニュースが告げている。
 臨時の遺体安置所は今も閉鎖することができない。

 
 ー臨時遺体安置所 ルイジアナ州 セントガブリエルー 
 
 テレビのニュースでは、遺体安置所の身元確認はできないだろうと告げているが、その安置所では、男たちが性体験の話で盛り上がっている。その中に女1人のブレナンは、こんな話を聞かせてすいませんと言われながら、男性がその手の話を誇張するのはよくあることよと合いも変わらず合理性を発揮している。

 ザックがPCからブレナンに話しかけている。遺体の幾つかは防腐作業が終了したと言っている。

 ザックは手伝いに行くというが、明日で帰るからいいわとブレナンは、いう。

 一緒に働いているグラハムはニューオリンズじゃ、恋愛も開放的で簡単だと話している。




 そこへエンブリ―によって身元不明の361号が運ばれてきた。第9区で発見されたとハーディング刑事がいう。



 40代の男性だと、ハーディング刑事にブレナンは告げる。腐敗と損傷がひどい。ハーディングがは死因を特定してほしいという。



 ブレナンは、サムにX線を撮ってという。



 口の中に何か詰まっているという。48時間も働きづめ、少し休めと他の医師が言う。ブレナンは、休暇はあと1日だからという。

 ブレナンは、グラハム・レジェールに食事を食べにおいでと家に誘われるが、迷って、今のX線を撮ってからねと返事をする―――。


 
 ブレナンははっとして目を覚ました。タイルの上に寝そべっている。そして全身血だらけだ。



 
 彼女はかすかになにかの残像のような記憶が甦るがなにがあったかはっきり判らない。側にあるものにつかまり、立とうとするが、手を骨折しているのか手が上手く使えない。彼女は立ちあがり、鏡に写った自分の血だらけの顔に何かの残像を思い出す。



 ハサミのような…刃物だ。グラハムの残像が頭をよぎった。ブレナンは、そこを出る。そこは洗面所だった。

 部屋では電話が鳴っていた。それをブレナンが取る。

 電話の向こうでは空港へのバスが来ているという。ブレナンは出発は木曜日よというが、今日がその木曜日だという。

 ブレナンの頭の中から水曜日の記憶が消えていた。


 ブレナンは病院に行き、治療をしてもらった。イヤリングを盗られたようだねと、医師がいう。
 私になにが起きたの?とブレナンがいうが、街は大変で出払っている。頼りにならない連中さという。

 そこへハーディング刑事が来た。

 ブレナンの服の血を採取してという。そしてブレナンにまだ混乱してる?と聞く。ブレナンは混乱ではなくて、何も覚えていないという。レジェールが器具を落として…後はなにも覚えていない。

 ハーディングはそれは一昨日のことよという。ブレナンはレイプ検査は?と聞くが、医師はその痕跡はないという。

 ブースが飛び込んできた。



 医師にブースは何故何も覚えていないと聞くが、頭を撃った可能性があると医師は答える。やはり右手首を骨折していた。脳しんとうと、熱とお気に入りのイヤリングを失くしたとブレナンは状況を判る限りブースに言う。ブースにイヤリングより記憶の心配をしろというが、母の物だから…とブレナンはそれが残念だ。



 医師は何らかの衝撃や、怪我や薬物の作用で記憶を失うこともあるという。薬物検査は24時間経たないと出ない。



 ラボの多くを破壊されたのでと医師、ハーディングは後はいいから相棒をお願いとブレナンのことをブースに託そうとする。



 ジェファソニアンにはブレナンからお土産が来たぞとホッジンズが持ってくる。アンジェラは政府の仕事を代わりにするんだという。ザックが封筒を開ける。



 中には身元不明361号と書かれたX線写真が入っていた。それを見て悲劇的な最期だとザックは言う。 



 車にブレンナンを乗せ、ブースは記憶は戻るというが、頭部の傷は予測不可能とブレナンは答える。

 ザックから361号のレントゲン写真のことで電話が入るが、ブレナンはそれも覚えていない。



 ザックは40代後半だという。

 しかし彼は事故で死んだのではないという。骨盤が玉砕骨折し、頭部に銃弾の跡がある。


 レストランで、ブレナンに食事を摂らせるが、ブレナンは最後に361号の話をレジェールとしていたことしか思い出せない。ここに来ていたときに利用していたレストランだったため、シェフのピーターはブレナンにまだ帰ってなかったんですねと声をかけてきた。



 ピーターは火曜日の夜、ここへ来たという。時間は8時から1時間だ。サム・ポッターと一緒だったという。ブレナンの頭を何かがよぎる。サムと話さなきゃと、ブレナンは店を飛び出した。

 サムは雑務をしているフルドゥー信者だ。

 サムはこれが361号の死者の口に入っていたと見せた。死者を黙らさせるまじない道具で、グリグリとという。

 ブルドゥー教は死者の霊が話すと信じている。そして力の均衡が全てだ。それが崩れたから災害が起きたという。

 サムは災害はハルマゲドンでセクト・ルージュの仕業だという。ブースが聞き返すと、悪の呪術を使う。
洪水は彼らの仕業だという。このまじないもそうだとサムはいう。それはヌマミズキの根で売っているのはベンチャトレーン通りのベノワの店だけだという。サムはブレナンの記憶がないのは呪いをかけられたからだというサムに私は、信じないといい、店に行くことになった。

 店へ向かう途中、ザックから電話が来る。身体に先天的な特徴がある。それで照合してみてというブレナンはいう。外傷が多いのは災害のせいだろうとザックは言っていた。
 その脇からアンジェラがいつ帰るのかと聞いてくる。ブースはサムから聞いたことをそのまま言ったが、アンジェラ達は信じず、2人は何部でお楽しみってことだと解釈した。

 
 店につき、ブースがヌマミズキの根を店主に見せると禁じられた強力な呪術だという。


 
 やはりセクト・ジュールだという。彼はこんなものは作らないという。ブレナンは自分に見覚えはあるかと店主に聞いた。ないといわれる。他に店員はいるかとブースが聞くと娘のイヴァがいるという。


 
 呼んでもらうが、彼女もブレナンに見覚えがない。ヌマミズキがあるのはここだけだと聞いたとブースがいうが、材料自体は悪じゃない、使い方と調合の仕方で悪になるという。そして、ここにあるのは偶然じゃないという。

 店主はイヴァに購入者のリストを取りに行かせる。ブースは偶然じゃないという店主の言葉が気になった。司祭が材料を揃えられる店が無くなったということだ。特に災害のせいじゃない。力の均衡が崩れたんだという。

 ブレナンはセクト・ルージュがハリケーンを呼び寄せたの?と聞くが、娘のイヴァは彼らの呪術はより強力だという。しかし父の店主は調和より、破壊の方が簡単なだけだという。先月根を勝った者のリストをもらったが、何故かその中に監察医でブレナンを最後に食事に誘ったレジュールの名があった。

 
 レジュールとは連絡が取れず、安置所にもいない。ブースとブレナンは彼の家を訪ねた。ブレナンは彼が根を買ったのはきっと薬効の研究の為だろうという。しかし呼んでも彼は出てこない。そんなとき、ブース
が何かを見つけた。ブレナンは何かが頭の中を横切り、家の階段をあがった。

 ここで何か悪いことが起こって…犯人は逃げたとブレナンはいう。



 ブースが部屋の1つの入るとレジュールは壁に張りつけにされ、胸にナイフを刺されていた。


 警察がやってきた。

 ハーディング刑事はここでなにをしていたかとブレナンに聞く。何故彼を訪ねたの?仕事?報復?

 ブースはヌマミズキの根を買った理由を聞きたかっただけだと答える。

 しかしハーディングは馬鹿にしてるのかと怒りだす。

 ブレナンは今までに判ったことをそのままハーディングに話す。

 そのときブースはあれはなんだ?と言い、ハーディングの気をそらした。ブルドゥーの儀式に使うものかしら?とブレナンと共に見ている間に、素早くブースは失くしたと言っていたブレナンのイヤリングの片方を見つけた。



 もう帰ろうというブースはブレナンを促したが、ハーディングはあなたに関係するものが出てきたらあなたを逮捕するとブレナンに言った。


 

 ブレナンは副主任のエンブリーから処理した遺体のファイルを欲しいという。



 エンブリ―は彼の殺害は検視と関係があるのかと聞く。ブースはブレナンは呪術で記憶喪失、レジェールは儀式で処刑、2人が検視した遺体もブルドゥーに関係がある。エンブリ―はこれからレジェールの検視をするという。

 4件2人は検視をしたが、2件は溺死で判明。349号の510号だという。こちらは身元不明だ。ブレナンが聞いた361号の遺体の記録がないようだ。しかし、レントゲンはジェファソニアンに送られている。エンブリ―は聞いてみると去った。

 しばらくしてエンブリ―は戻ってくると361号のファイルはないという。じゃ、ブレナンが送った361号のレントゲンは誰の者だ?




 サムは蛇を使い警視の終わった遺体の間を歩いていた。



 そこへザックを電話をしながらブースとブレナンがやってくる。恥骨に傷があるという。ぶつけてできた物だという。3Dには復元した?と聞く。アンジェラが代わり、デジタル・ポジに変換できなかったという。外挿法じゃ骨の陰影の階調を再現できないという。ブレナンはマニュアル入力は?と聞くが。写真からでは難しく遺体がないとダメだという。



 サムはあっさりブルドゥーだというが…。

 しかし遺体が見つからない。


 
 蛇で遺体を探しているサムにブースは君が根っこを口に入れたのかと聞く。それは悪い呪術だ。癒しは癒しのまじないは司祭だけができるという。

 蛇は癒しか?とブースは聞くが悪を取り払い、魂を清めるという。洪水で善が流された。だから清める必要があるのだ。サムと一緒に蛇をいじっているブレナンに君も容疑者の1人なんだ。こんなときくらい普通にしろと思わずブースはいう。

 ホッジンズもザックもレントゲンは調べつくした。骨に付着している粒子があるが、骨がなければ何もできない。こちらも手詰まりだ。



 そこにザックが「そこにないもの」を探せばいいと言いだした。ホッジンズにはザックが何を言ってるのか判らない。しかしザックはレントゲンを見て、背を高く見せようとしているという。俺がか?とホッジンズが言うと、ブレナンといる時、アンジェラといる時という。ホッジンズは思わずザックの首を絞めたくなる衝動に襲われる。






 ブレナンは覚えていることは?と聞かれ、犯人は自分かもと言いだした。客観的に考えたという。午後11時~水曜日の午前3時に犯行のあったとき、自分にはアリバイがない。どこにいたのかさえ、判らない。ブースはあり得ないと一言だが、ブレナンとしてはどうして?となる。ブースは理性で考えず、感情で考えろとブースはいう。君は同僚を殺す異常者か?

 ブースは彼女の部屋のベッドの枕元にあった布の袋をなんだと言った。またブルドゥーか?何かの肉が入っているという。そして貝殻と皮だ。人の犬歯もあった。

 そこへ、ハーディング飛ぶかが銃を構えて乗り込んでくる。

 ブースも反射的に銃を構える。



 ハーディングはブレナンを殺人容疑で逮捕するという。ブースは証拠はなんだというが、現場からブレナンの血が出て、ブレナンの服から被害者の血が出たという。あとは極秘事項だという。

 ブースは抵抗したが、問題のブレナンがこれ以上被害者を出したくないと自ら手錠をかけられた。

 ブースは唯一自分が握っているブレナンのイヤリングを見た。



 取り調べを受けるブレナンは、ハーディングからレジェールと寝てたのかと聞かれた。彼女としては寝てないと思う、としか言えない。

 レイプ検査では出てないし、記憶がないのという。

 そこまでよ、そこへ検事局のキャロリン・ジュリアン検事がきた。



 ハーディングは検事を雇ったのね、面白いという。

 キャロリンはこの人ばかなの?とブレナンをいう。正直に喋りすぎているからだ。ブレナンは3つ博士号を持っているという。

 それは?とキャロリンが指を差したのはグリグリだとブレナンはいう。誰かが置いたんだという。歯はレジェールのだわという。どちらにしてもばかねとキャロリンはいう。

 キャロリンは尋問は終わり2人だけで話をさせてもらうとハーディングに言い放った。

 キャロリンはニューオリンズの警察に協力は関係ないという。ブレナンのしていたことは全部ムダらしい。

 キャロリンはブースに頼まれたから来たけど、有罪を免れるのは難しいという。結論を出す前に私のことを調べないの?とブレナンはキャロリンにいう。

 ブレナンは3種類の武道を習得し、暴行容疑で2度の起訴がある。全米ライフル協会の会員、4州でライフル狩猟のライセスを所持、そして男を撃っている。

 殺されかけたのとブレナンはいう。

 キャロリンはブースの頼みを聞き、保釈の手続きを取った。


 ザックは自分なりの捜査をレントゲンで続けていた。



 ホッジンズは俺はアンジェラと背は一緒だと言っている。

 二分脊椎症、10年以上前に脳室と心房をつなぐシャウトを摘出している。

 
 サムにブースはグリグリの中に入っていたものを説明し、何かを聞いていた。

 サムはそれは忘却のまじないだという。

 ブレナンは信じないが、サムはまじないにあなたの信念は関係ないという。

 サムは去り、料理が運ばれてきた。

 何故、私は助かったの?レジェールは殺されたのに?という。ブースはキャロリンがいうように君は戦うタイプの女性だからだという。だが、敵はまじない十分だと思った。君は驚くべき人だ。だから助かったというブースの言葉にブレナンは笑った。逃げ切れると思ってる。人を焼いたり、砂漠に埋めたりする連中だ。死体が発見されないと安心してる。しかしブレナンはそういう連中を追い詰める。

 あなたのお陰よ。ブレナンは言った。

 そこへキャロリンが来た。薬物検査は陰性だったという。そんなばかなというブレナンに、微量のアルコールが出ただけだという。記憶喪失の線で押すのは無理だ。レジェールに襲われそうになって殺したとも考えられる。正当防衛で3年で出られるという。


 ブースはブレナンは犯人じゃないという。

 そうかもしれない、ブースの気持ちは判るけど、厳しいとキャロリンはいう。



 唯一有効な証拠はブレナンの怪我だ、と病院で持ってきたレントゲンを見せる。自分の右手首のレントゲンを見て、誤診だ。転落によるものじゃないという。骨の外側に傷がある。防御創か、手首を叩きつけられたんだという。キャロリンは男の心臓を刺したときじゃないというが、だったら、レジェールは私の手首を折れないという。

 キャロリンは忘却の呪術をかけられたとブースが言ってもキャロリンは、ニューオリンズじゃあり得るわねという。

 ザックから電話が来た。

 361号の名前が判ったという。

 レネ・ムトン ブルドゥーの司祭だ。

 アンジェラは遺体がないことにはなにも調べられないという。そして放って帰ってくれば?という。

 そのときになって初めて今、ブレナンが置かれている状況を、ザックもホッジンズもアンジェラも知った―――――。

 



 キャロリン検事初登場



 やはり格好よくね。

 しかし、ブースは凄い、ブレナンを助けに飛んでいく。

 こちらも格好いい。

 ブレナンが巻き込まれたのは、彼女が1番信じていない宗教の争い



 呪いをかけられようが、デコピン(眼つぶしらしいが)で終わる。さすがブレナン♡


 でも最後は全てブースが持っていくのだった。母の形見のイヤリングだ…。


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