
metro.co.uk(出典)
結論から言ってしまうと、医療過失による事故死だというある種、新説が出てきた。
マリリン・モンローは子どもの頃、母が精神疾患を患っていたため児童養護施設に預けられる。
その後、里子としてかく家を点々として成長した。
少なくともその内の1つの家でで性的虐待にあった。
マリリンは20世紀fOXを最初は半年の約束で契約を結ぶ。その時から芸名をマリリン・モンロー(のちにこれを本名にした)を名乗り、契約の時点でブルネットをブロンドに染めることになった。
24歳で顎にシリコンを入れたが、それが溶け出していたため、何度か形成手術をした。
そして知られているように、何度かの結婚と離婚を繰り返した。
36歳のとき、悲劇は訪れる。
彼女の死だ。
これが陰謀だ、自殺だ、事故だといろいろ言われているが、今回こういう結論を出された。
彼女はその生い立ちもあり、眠れなかった。
バルビタールを処方されていたが、この薬は依存性があり、薬として強いものだった。
だから、弱くて依存性のない抱水クロラールに変更をさせるようにしていたが、やはり効きはよくない。
死の少し前、彼女はバルビタールと抱水クロラールを同じ医師から処方された。
この2つが組み合わさると、恐ろしいことが起きる。
呼吸器に問題が出る。
呼吸が遅くなり血中に空気が遅れなくなり、死に至るということになる。
彼女もこれを併せのみ、強い薬だと飲んだことが記憶から飛んでしまうことがあり、飲んだかどうか判らなくなり、繰り返し飲んだ。
この薬はどちらも血中に早く回ってしまうので、亡くなったとき、胃の中に何もなかったといわれる説明にはなる。
その他、いろいろ説がある。
FOXから撮影をたびたびキャンセルするため、契約を解除された。
JFKその弟のロバートとも付き合いがあった。
ただJFKの誕生日で色気たっぷりでハッピーバスディーを歌ったのは逆効果だっただらしい。
それもありFOXから契約を解消された。
FOXとはその後、契約を結び直した。
JFKと、その弟とのことは判らないが、この2日後には別れた夫のジョー・ディマジオと、再度結婚する予定があったと言われている。
実際、彼女の葬儀もディマジオが取り仕切り、マスコミは一切シャットアウトした。
マリリンの大きな悩みは何をしても金髪でちょっと頭の軽い役しか回ってこず、自分は身体しか評価されないと思っていたことにある。
若いとき、チャンスをつかむとき、マリリンはこれを自ら武器にしたが、その武器が彼女のイメージを決定づけてしまい、その呪縛から逃れることができなかった。
今の女性なら36歳といってもまだ若い容姿を持ち合わせるが、あの頃の(1950年代)で身体が武器のセクシーアイコン(今はそう呼ばれる)であるのは、きつかったろうと思う。
彼女は精神的にも大きな問題を抱えていた。
マリリン・モンローの人生はまさに見事な栄光と転落、光と影を持ち合わせていた。
たやすいものではなかったのだろう。