Pinterest（出典）
以前、ある友人と会うと、よくショッピングモールに行った。
そのとき彼女の趣味でペットショップへ行ったけど、違和感が凄くあった。
可愛いんだけどね。
でも、売っているという感覚が何となく…。
うちには二十年近く猫がいました。
これは拾ったものなので、買うという感覚は存在していない。
血統書にこだわることが悪いとは言わない。
そこは人それぞれだと思う。
でも、二十年という月日はだてじゃなくて、亡くしたあとは、もう二度と飼おうとは思いませんでした。
飼うって言い方も嫌だった。家族なのよね。
愛猫ともいうけれど、やはりそれが限界で、家族なのよね。
愛猫の家族という感じです。
電話がかかってくると電話のそばで鳴くのね。
どこかへ隔離してと思うけど、閉じ込めれば閉じ込めた分声が大きくなってうるさい。
猫は特に嫉妬が強いから自分より他に目が向けられていると思えば、そうなってしまう。
女の子の友達だとうるさく猫が鳴いても理解してくれる。
たまに男性ではっきりうるさいという人がいたけど、悪いとは思ってるの。
思ってるけど、うるさいとはっきり言う人は、そっちとの関わりを切った。
家族が騒いでてうるさいと言われれば、家族じゃない人の関わりを切るわよ。
電話で、小さいお子さんが騒いでいるというケースもあると思うけど、それで子どもが…と言われたら、悪いと思ってもそういうことを言う人と離れる。
これと同じ感覚だと思う。
けれど、二度とペットと呼ばれるものは飼いたくない。
もし将来子どもができても、ペットは二十歳を過ぎて、自分で自立してからと断りたいくらい。
二十年という月日は並みじゃなくて、楽しいことも多い分、亡くしたあとの喪失感も凄い。
もう一度あれを経験するとなると……無理だと思う。
それを越える人もいるけど、越えられない。
越える方がいいのかもしれないが。
それに対してはいろいろ考えたくない。
お父さんが亡くなったから新しいお父さんをというのと同じで、そんなに簡単に割り切れない。
全く割り切れない。
ペットロスっていうけど、まさにそうだわね。喪失感が半端じゃない。
親が亡くなってもなかなか立ちなれない人がいるけど、これに匹敵するのよ。
今は住居事情があるから、どちらにしても動物同居は無理なので、それを立てにやはり動物同居は、もう経験したくない。
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