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Sex Offender Village  犯罪者を更生させる村

2013-08-18 21:17:28 | ニュース
 米国・フロリダ州にあるのは一見のどかな村だ。

 しかしこの村には大きな任務が隠されていた。

 
 住人の半数以上が性犯罪者だからだ。性的児童虐待。児童ポルノ閲覧、などその手の犯罪者が村人200のうち107人存在する。

 仕事としては教師や牧師、スポーツインストラクターとして働いていた。しかしそういう犯罪に手を染めて罰せられた。

 2009年からキリスト教グループ「マタイ25章」のウィズロウ牧師が受け入れを始めたことから始まった。

 フロリダ州はかつて罪を犯した者が性犯罪者が子どもが集まる施設に近づくも許されていない。学校などの子どもがいて当たり前に場所の300メートル以内に入ってはいけないらしい。

 しかしこの村はそういう住民が密集して住む子どもがいる場所から約5キロは離れている。

 別名、奇跡の村と呼ばれる、この村は毎週10~20人の入居希望がいるそうだが、見元審査があり、暴力性犯罪者、薬物依存者は受け入れない。

 確かにこの手の人は少し傾向が違うから、揉めることが予想されるだろう。


 もちろん、こういう村が生まれるにはその背景がある。

 あちらは刑を全うしても罪を起こしたことがネットや何かで地域の人に判るようになっている。そうすると、過去を後悔している人物でも色眼鏡で見られて仕事もないし、家にいるのも住人の目が光っているようで辛い。


 だったら、いっそみんな集めてしまって指導した方がいいのではないかというところから始まったようだ。

 上水道、下水道、芝刈りと仕事としてはきついが彼らはこの村で、新たな人生を歩む訓練をしているのかもしれない。


 けれど同じ傾向を持つ者が集まるということは、下手をするとそれを助長させかねない危険性をはらんでいる。



 日本にも昔は島中の住人が流刑者という島がありましたね。それは罪を償いに流される場所だからまた違うのかもしれないが…。


 けれど、同じ傾向を持つ者が集まってもそれを越えても、元の生活を取り戻せるのなら、これにこしたことはないだろう。


 動画でも上記のタイトルで見られるようですよ。


ファン・ジニ  第16回

2013-08-18 14:46:35 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ムミョンを妓夫に迎えるとしった判書、ジョンバンはミョンオルを訪ねるが、彼がいるのを知っていてムミョンと唇を重ねる。

 ジョンバンはお前のためなら今まで築きあげてきた物も全て捨てると言ったが、それはいけないことだったのかとミョンオルに問いかける。
 ミョンオルは静かにいつも何かを失うのは両班(やんばん)だけだと思っているのかとだけ伝えた。


 ミョンオルはオムスに愛が全てだと思っていた自分に年月はいろいろなことを教えてくれた。
 妓生(きーせん)は女である前に芸人だ。だから芸さえあれば生きていけると心を決めていた。

 
 ミョンオルは鶴の舞の修練に力を入れ、プヨンは鳴鼓舞(みょんごむ)を鶴の舞に劣らぬものに仕上げたいと情熱を燃やしていた。


 タンシムの妊娠が仲間にバレた。しかし母親が誰の子か知っているのかという。もちろんピョクケツの子だ。王族の血を引く者の子を宿せば、そのまま側室になることも夢じゃないと母や喜んでいた。

 ミョンオルはオムスと共にコンゴムの演奏をある遠方から来た両班の前でするが、その両班はミョンオルに覚えあるという。
 一夜の遊びのつもりで抱いたらそのあと「大変なこと」になったと聞き、想像がついた。

 ミョンオルの父だった。ミョンオルは父の顔に酒をかけ、席を立った。

 その夜、ミョンオルの父であり、母の思い人がミョンオルと母、ヒョングムと訪ねて来るという。
 オムスは昼間のことは何も話さずにただ喜んで父と母と会えと言った。ヒョングムは男が去った寂しさで失明までしたほど思っていた。しかし一夜の遊びが深みにはまっただけのことだった。

 母の元を訪ねると見えない目で髪飾りをつけ、自分を少しでも美しく見せようとしている母の姿に、花嫁のように綺麗だと言った。

 ヒョングムを思い25年前に都から追いかけてきたオムスだが、この日が来るのを待っていた、だからヒョングムが生き延びてきたのを知っているだけになにも言えない。

 目の見えない母は気付いていないのか、娘を紹介し、困ったことがあったらこの子を助けてやってほしいと頼むのに困ったように顔をしかめていた。

 ミョンオルはただその顔を凝視していた。

 プヨンは再びピョクケツを炊きつけ忘れられないのならミョンオルを手に入れろという。その手伝いをするというが、プヨンはその代わり都の王即位20周年の宴で、鶴の舞と鳴鼓舞を踊らせる約束を取り付ける。

 そして愛するジョンバンに色仕掛けで迫るがどうしてもミョンオルを忘れきれず、それを断る。

 3日後、即位準備のために都へ帰る。それでミョンオルとの仲も終わりを告げるとミョンオルは彼に告げる。

 朝鮮の妓芸の舞譜を集めるためにやってきたジョンバンはついに都へ戻る。
 ペクムはミョンオルの心を惑わす者が消えて嬉しそうだ。

 一旦出発したジョンバンだが、お付きの者を先に返し、自分はもう1度戻りミョンオルとの思い出のある地を巡る。
 ミョンオルもまたじっとしていられなくて、ジョンバンとの思い出のある地を巡る。

 そして2人が出会う。
 ジョンバンは、1人の女を深く愛した心は持って帰れないという。ジョンバンを振りかえれないほど涙を流した2人はついに結ばれる―――。




 一緒になろうと思えば、ミョンオルはどんな地位か判らないが両班の子どもなのだから、そこから嫁入りすることもできる。
 それでは芸を捨てられぬというのならジョンバンが全てを捨ててミョンオルの妓夫になることもできる。

 しかし何の動きもしない。
 できないのかもしれない。

 相手の将来を思えば思うほど、自分が邪魔だと思うのかもしれない。

 しかし思いは立ちきれない。ミョンオルの母が子を産み一夜の遊びのつもりがずるずると深みのハマった両班の男とまた会えると20年以上も信じてきたように…・

 愛は難し…。

 何かを誰かが犠牲いにならなければ叶わないものなのだろうか?

 それとも本物であればあるほど、人を臆病にされてしまうだけなのか…。