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朝からドアをガンガン叩く音…そして迷宮へ

2011-10-29 02:00:00 | おでかけ
 ある朝、その音で目が覚めた。

 どんどんとドアが叩かれている。音は続いていて時計を見ると、まだ8時前だ。

 誰だ?朝からドアを叩いているのは。


 すっかりその音に起こされて、朝食に向かうことになる。


 「ん?」

 
 歩いて行って、確かここに階段や、エレベーターがあったはず。その場所がない。

 前の晩、11時頃、自販機を使うので、下へ降りている。その時はエレベーターはあったはず。それが何故ひと夜明けたらないの?


 え、なんでなんで?

 1人で一瞬焦るんだけど、場所としては間違ってないはずだから、思い当たることは…。


 目の前の部屋番号のプレートのついてないドアを開けてみた。



 あった、階段だ。


 誰かが朝までの間に、ドアを閉めたらしい。それで朝食へ向かうとしてた人がやはりエレベーターがないとドアをどんどん叩いていたわけだ。


 でも待って。階段はあったけど、エレベーターは、ない。

 どうして?

 考えて、また部屋番号のプレートのないもう1つのドアを開けてみた。



 あった。



 なんで、階段とエレベーター、それぞれ2つも扉の向こうにあるんだ?


 大体誰がなんのためにドアを閉めたんだ?

 誰か困ったからどんどんドアを叩いたんだろうに、また丁寧に締め直して行く?



 私が迷いけかるじゃないか。


 見事、迷宮を脱出し、私は朝食へ向かった。

パリの洗礼は自販機と共に

2011-10-28 21:38:01 | おでかけ
 時差ボケはしないらしいが、日付ボケはしていた。

 ラデュレに行った時、薄着だったため、風邪を引いた。あとの外出はほぼ控えることになる。
 って言っても行かないわけにはいかないのよね。

 水とか食べ物とか、そんな買い出しに…。


 ラデュレに行った日が実は土曜日だったのね。すっかり忘れていたけど。
 この日、サーモンをた―ーくさん食べたはずなのに、夜になると私の頭はサーモンの寿司のことでいっぱいだった。

 パリには2つの有名なデパートがある。

 プランタンとラファイエットだ。

 そのラファイエットに10個くらいのサーモンの寿司が入ったセットが売られている。その場でも食べることができるし、持って帰ることもできる。

 それが食べたかったのね。

 でも一旦ホテルに帰ったら具合が悪く、もう出る気がしないの。

 ラデュレに行ったあとでスーパーによって、少し食料と水を買いだめしてきた。でも冷蔵庫(ドリンクバー)がないのだ。だからあまりたくさん買うことができない。

 この日付ボケにはあとで痛手になる。


 この日は土曜日だった。

 ということは、翌日は日曜日。

 まだ体調が悪いというのに、お昼や夜のもの、少し観光も兼ねてと外へ軽く出た。そして気づく。


 今日は日曜日。

 日曜日はパリはほとんどの店が休み。


 あちゃ。


 結局、ホテルの近くで開いている、小売商の店を見つけてそこで水やちょっとした食べ物を調達することになるんだけど…。

 本当に綺麗に開いてないな。


 高いホテルなら判らないけど、パリのホテルで冷蔵庫がある所ってとっても少ない。
 冷蔵庫があって、日付ボケさえしてなければ昨日買いだめしておいたのにな。


 と後悔してもあとの祭りだ。

 小売商の店を見つけたのはいろいろ歩きまわってみて、夜また少し元気になった時のことなのね。それまでは近くのちょっとしたパンなどを売ってる店で買い物をしていた。

 ホテルの自販機も活躍してもらったよ。でも1ユーロは街で買うより高い。やはり熱っぽいせいか、水がほしいのよね。自販機で何度か購入したが、4回目の時かな、ついに、やられた。

 パリの自販機は3回に1回は壊れるというけど、私の場合は4回に1回だった。

 こうなるとダメ。ホテルの人に言っても担当が違うからと言われ、自販機に書いてある所へ電話をし、ここへ担当の人が来る日に、入れて返ってこない料金を返してもらうことしかできない。

 それが、フランス流だ。
 1,5ユーロのチョコレートを買おうとしただけだから、さっさと諦めわ。そのあとまた懲りず水を買ったら正常に動いた。


 本当に判らんな。




 そう言えば、イタリアでの話だが、ホテルのセイフティーボックスに貴重品を預けてもいいが、設定する番号が8ケタと聞いた。私はセイフティーボックスを信用してないので使わないから見もしなかったけど、そうだそうだ。

 8ケタなんて、覚えてるの大変だよね。

 たとえば好きな音楽家や作家の生まれた年と亡くなった年の西暦を組み合わせるといいらしいですよ。


 でもイタリアの場合、たとえ番号があっていても、セイフティーボックスの方が勝手に壊れて開かなくなることがあるそうです。

 イタリアはそういう所。

 

 パリは3回に1回は自販機が壊れて当たり前の所。


 ヨーロッパは不思議なもんだ。

ラディレのお土産

2011-10-28 15:00:00 | おでかけ


 お土産のマカロンなどはレストランの隣の店で売ってます。マカロンが有名です。



 お持ち帰り。こっちでも私がつたない英語で、これとこれと言ったら、
 「終わり?ありがとうございます」
 と英語で言われました。



 判りにく写真になってしまったな。1個ずつ四角い箱に入れてくれます。これなら持って帰る間に崩れることはありません。

 ホテルへ戻って、食べました。



 マカロンに入った、いちごって感じ?



 これが本当はデザートで食べたかったの。でもメニューが…。ということで、別に買って帰ったわけさ。



 このお出かけで、見事に風邪を引いたわけです。

ラデュレでランチ

2011-10-28 13:00:00 | おでかけ
 老舗と言われる、ラディラでランチをしてきました。

 これが今回の目的の1つだったのです。着いた翌日に行き、これで風邪を引いたと言える。お洒落したから少し薄着だった。


 でもさすが、有名店、お昼時だと並びます。並ぶと言っても値段が高い分もあり、日本のように長くない。せいぜい、5,6組じゃないですか。



 おー、メニューが、フランス語と英語でしか書かれていない。

 適当に読める文字で選んだ。

 さて何が来る?



 これはみんなついてくるパンね。



 酒は飲めないからいらないのに、赤か白かを選ばされる。赤を選んだんだけど、来たら白だった。私の英語は赤も白も通じなかったのか。

  

 まず、サラダに当たる、サーモンです。

 だからこっちって、サラダでサーモンって言ったら、サーモンだけが来るでしょう。日本だったら野菜が適当に彩りでつくからね。
 何故かまたパンがついてきた。今回こっちへ来て初めて知ったんだけど、食パンを焼いて食べることもあるらしいですね。ホテルでもありました。別に食べなかったけど。



 私は2F席だったので比較的空いてるように見えますが、混んでます。



 メインです。ラムの肉で…なんかだったんですが、こうでしたか。その右側はヒラメです。

 半分はヒラメです。



 デザートです。これでしたか。ビターなチョコレートだったので、隣の席の人の食べてるのがよかったなと思ってそれを頼んだつもりが、これだった。



 エスプレッソ。


 高級店なのに、とても陽気な店員さんがいらっしゃいました。

 さすが、高級店だから?そういうわけでもないみたい。



 朝食だと並ばないで入れると他の方のブログで読みました。

 日本にも支店があるので、お気に召した方はそちらに行ってみてもいいかも。

 こっちは量が多いし、それにどうしてもフランス人向けの味付けです。

 それからへの本場挑戦もいいと思いますよ。私が行ったのは、マドレーヌ寺院の近くにある本店ですが、シャンデリア通りなど、2,3店、店舗があります。


 優雅とはちょっとほど遠い…メニューが読めないなにが来るか判らないドキドキ感の方が強かった。

 ラム肉の方には中にチーズが入っていてそれがトロリと美味しいです。
 それに意外にヒラメが美味しい。



 凄いなって思ったのは、ランチ時でも、予約を入れていても、ケーキとお茶だけでもOKなんですよ。日本だったら絶対にダメでしょ?

 でもケーキだけと言っても、1ピース1500円くらいしてるんじゃない?

 だったらOKになるかな。


 太っ腹、やっぱりお国の違いかな。

うーん、薬局へ行くべきか、病院へ行くべきか

2011-10-28 04:20:52 | おでかけ
 3日連続75円台の戦後最高の円高らしい。

 ユーロも、ユーロを買い戻してもドルを売ってでいるらしい。



 この辺になるとなんのこっちゃついて行けない話になるが、公式発表では円に対して107円台を出したと言ってるけど、10月の初めから両替に行くと、106円ってところがあった。

 パリの街中で 即両替 なんて日本字で書かれている所は、111円だったりするけど、日本系の銀行だと105円って話もある。


 こういうのって、換えると別に手数料がいるでしょう。


 その手数料って意味も判らないけど、要は自分の預金を降ろしても時間外のATMなら手数料を取るという感覚と一緒かしら?
 と、認識の薄さを暴露しています。


 日本では物が安くなると思いますよ。基本的にガス代が11月からか?家のほうだと40円上がるらしい。それでも、100円ショップなど行けば(♪100円と言っても、実は105円と曲が流れてる店もあります。変な所で誠実な歌です)

 100円ショップなんて強い味方もいますしね。

 ヨーロッパなんて、絶対あり得ないもの。


 ああいうの、持って行けばいいのにと思う。そうすると、庶民生活もずい分楽になるんじゃない?



 パリの寒さに耐えかねて、安いと言われるA&Mやユニクロにダウンを見に行ったんだけど、そろそろ値段感覚が馬鹿になっているのか、A&Mなんかだと日本円にして3500円くらいでダウンコートの長いのが購入できる。

 あれ、安いなと思ったけど、でも高いのか?

 ユニクロは高いよ。日本じゃ考えられないくらい高い。



 やっぱり観光地に行く道じゃない所を入っていくと安い個人の衣料店があり、ハーフダウンだけど、1500円で買える所もある。

 ハーフじゃね…。

 やはり下半身が寒いままだと意味がない。

 なんたって、風邪で微熱状態で、買いだしに出るときはジャージ2枚ばきよ。それくらいしないと耐えられない。


 お洒落な街のパリでなんて格好で歩いているんでしょう。

 でも寒さには変えられないの。

 個人的に頭痛薬(解熱剤効果もある)を持っているのでそれを今は飲んでるんだけど、本当は薬局へ行けばいいのかな。


 フランス語の会話集は持っているので、そこから似たような例文を探し、ノートに「解熱剤をくれ」と書いてもって行けば、OKなはずだ。

 正しどんな症状かこれ以上突っ込んで聞くなよ。
 まあ、ノートの書いて持ってくるなら、喋れないのは判るだろうけどさ。せいぜい、特につらいのは喉?頭?異?と聞いてくるかもしれないが、こちらの方がその辺は雑でそれ以上聞いてこない恐れもあるな。


 でも「地球の歩き方」(地球の歩き方編集室)によると、こちらの方が日本より薬が強いから気をつけた方がいいとあった。下手に飲んで変な影響が出たらいやだし、日本語の使える病院があると書いてあるから、そっち行った方が早いかな。

 と、考えている内に、自力で治そうかと決める。



 けれど、こういうお金はやっぱり勿体ない。


 と、円高、ユーロ安の話はぶっ飛んでいく。


 でもこのままだとホテルの近くに食料や水の買い出しに出るだけで観光もままならないし、第一、帰国の日に熱が降りてないと、帰国時の成田のサーモセンサーに引っかかる恐れがある。

 前にタイあたりから来たお姉さんが熱で引っかかったらしく、別室に連れていかれてたもん。

 ああなったらどうしていいか判らない。日本なら日本語が通じる分ありがたいけど。

 だから意地でも治さないとダメなのよ

私ってそんなに不規則な生活してるの?

2011-10-27 21:00:00 | おでかけ
 時差ぼけというのがあると思いますが、普段不規則な生活をしてる方が時差ぼけが少ないそうです。

 普段から半時差ぼけ状態なんでしょうか。


 イタリアで人と一緒だった時は合わせて行動をするので規則正しい生活をしていましたが、パリに来て1人になったとたん、あっという間に普段の生活習慣に戻りました。


 ほとんど日本でしてることと一緒。


 風邪でベッドの上にいる時間は長いんだけど…多分微熱が出てましたね。出やすい体質ですから…それでも、どうにか元気になって、とにかく水や食料を調達しようという時間になるのが、20時頃とか23時頃。

 この辺は日本とまるで一緒です。


 なんでこう夜体質なんでしょう?


 だから風邪は引いていても、生活パターンはほぼ変わらない。


 違うことは仕事行かないだけね。


 でもこの時期、カイロを持っていて助かりました。

 ずい分もっていたのですが、しまには、靴用のカイロまで出動する羽目になりました。

 まだ真新しいレギンスが、靴用の回路は貼れないから、身体に巻きつけるために使われる…。

 まさか、こんなことのために真新しいものを購入してくることになっていたとは。


 でもこの風邪はなんでこんなに治らないだろう?


 ちょっと良くなると、買い出しに出かけるせいかしら?

 水などなら、ホテルの自販機でも買えるのですが、お値段は街の1ユーロ(約100円)増しです。



 時差ぼけは少ない私らしいですが、日付ボケなら思いっきりしてました。

 それが2目の朝、気付くのです。

パリのブレックファースト、コンチネンタル風

2011-10-27 18:00:00 | おでかけ
 パリの人は基本朝はあまり食べません。朝から食べると胃がびっくりするからだそうです。
 だからジュースだけ、果物だけ、そういう例があります。

 けれど旅行者ですから、そういうわけにはいかないのでホテルはそれなりに用意をしてくれます。

 これがアメリカンタイプだとスクランブル、焼いたベーコン、ソーセージ、野菜とバラエティに富むのですが、コンチネンタルタイプだとパンとハムとチーズとヨーグルト…ジュースなどということもあり得ます。

 コンチネンタルタイプでしたので、そんな感じです。

 それでも写真で見ると豪華に見えません?

 

 こんな感じで初日は揃えてみました。



 こっちの人はパンをナイフで2つに割って中にハムとチーズを入れます。



 こんな感じ。


 でも、気付いたんだけど、日本のビッフェに来る外国人が、いくつも選べるおかずがあるのに、スクランブルエッグなら、スクランブルエッグだけ、果物なら果物だけを大量に皿に取っている理由がやっと判ってきました。

 レストランなど行くと、豆のサラダと言うと豆だけが皿いっぱい大量にでてくる。
 後日出てきますが、サーモンのサラダならサーモンだけが大量にでてくる。

 そういう食文化を送っていると、なにか1種類を選んだらそれを大量にいただくことが普通となってしまうのでしょうね。

 日本みたいに、色とりどりでいろんなものが入っているというのは、まるでないわけでもないと思うんですが、かなりお値段がいいんじゃないでしょうかね。

 あちらはフルコースで食べるから、サラダを豪華なものにしてしまうと、あとを節約してしょぼくするしかない。
 そうじゃないと家族で外食ると凄いお値段になってしまうそうです。


 と関係ない話になりました。


 でも今回はパリの写真はほとんどないですよ。

 私がとにかくパリの中にいたいと思い、郊外に出てません。



 というより、着いた翌日、夕方から、お洒落に重ね着して出かけてすっかり風邪をひいてしまったからです。

 

スタイリッシュなのに、残念

2011-10-27 04:29:43 | おでかけ



 私のスーツケースは格好いいことはいいのよ。でも全く機能的でない。

 とにかくものが入らない。これが致命的だ。


 合皮なんだけど、使えば使うほど風合いが出て…とお店には売り文句であったんだけど、その前にぼろぼろになりそうです。



 多分、今回の旅で、しばらくお休みになると思います。



 でもあまりないタイプなので、取り違いなどということもありません。



 もうちょっと機能的なら良かったのにね。


ミラノのドゥモオ、500年前からのステンドグラス

2011-10-25 18:00:00 | おでかけ


ドゥモオ(イタリアでは大聖堂をそう呼びます)です。



 世界で3番目に古い大聖堂だそうです。

 500年前の古いステンドグラスがあるんですが、やっぱり判らなくなったな。古そうなのがそうだと思ってください。











 これには、聖書のことが絵にして描かれています。
 左から右に見るそうです。

 この時代だとみんながみんな字が読めたわけではないので、絵で聖母マリアのことを伝えたり、キリストの最期を伝えたりしたそうです。

 1番新しいものでもナポレオンの冠をかぶった式の模様で、200年前と言われています。

 光が差し込んで綺麗に見えるものですから、外の天気や時間で見え方が違います。

 床は全て大理石でできています。



 立派なドゥモオってことですね。


 ミサの時は400人は入れるそうです。でもただ入れるだけで、全員が祈りれるかと言えば…それは謎だそうです。

イタリア ピットリオ・エマヌエーレ2世アーケード

2011-10-24 18:00:00 | おでかけ
 ヨーロッパでも古いアーケードです。

 なんかのブランドの本店があるとか言ってたな。関心がないから忘れた。




 入り口ね。混んでますよ。



 3大陸を現しているという建物です。多分3つ違うの撮ったと思う。これが四つ辻の所にそれぞれ立っています。




 これ、これ



 踵を入れて、1周すると幸せになれるそうです。

 もちろん入れて回りましたよ。

 幸せになれるかな。


 なるぞ。



 普通にアーケード街です。ここはほとんどお買い物もせず、踵を入れて回っただけです。



 ここを抜けると、ドゥオモが出てくるんですね。



 キリストの生誕とか、聖母マリア様がご懐妊した時のことが掘られているそうです。扉はいくつもあります。



 不思議なんですが、この扉の前で扉をバックに写真撮影をしてる人がいるんですが、こうして、みんな同じ所を掴むんですね。これ、理由が判らないの。みんなが掴むから掴むのか。

 だから掴む所は綺麗でしょ。でも私も掴んだから掴みやすかった。掴みやすい所を狙ってるんでしょうか。



 この像は鼻が主に掴まれているんですが、これも掴みやすいの?



 この日はどうも、新しい司教の誕生の式典があったらしく、それで余計混んでたんですね。



 でも、こんな風に結婚式も挙げられてます。



 どうぞ、お幸せに。
 こういう所で挙げるとたくさんの人に見ていただけるから、いいですね。

 そしてこのドゥオモの中に入ると、以前どこかで書いた500年前のステンドグラスがあるんですね。

 これはまたいずれ、なるたけ早いうちにアップします。




 ドゥオモはあちこちの地にあります。神の家という意味があり、要は大聖堂ってことです。
 この大聖堂がどれだけ立派かでその街が栄えてるかどうか、それが決まってしまうようです。