ガレージの寸法をおおまかに決めた所で、敷地の高低差調査を行います。ガレージ計画箇所の取付道路が若干傾斜しており、この状態にて、以下の要件を満たすために、かなりシビアな調整が必要となる為です。
1 ガレージの土間を水平にしたい。
2 雨水流入防止
3 最低地上高100mm程度の車でも腹をこすらない事
4 ガレージ開口は、車2台が余裕を持って入れるだけ必要
雨水流入防止の為には、ガレージ開口が面する道路のうち、最も高いポイントから、さらに15mm以上はガレージ土間面を上げてやる必要があります。しかし、道路傾斜が激しい場合には、この要件を盛り込むと、道路とガレージ土間面の最大高低差が100mm以上となり、3の要件を満たせません。こうなれば、どこかで妥協する必要があります。例えばガレージ土間水平を諦めるとか。我が家の場合はどうでしょうか。
この調査には、自作のペットボトル水盛り管を使用します。
以前ウッドデッキを製作する際に作ったものですが、今回も役立ちました。
ペットボトル水盛り管は、ペットボトルの底を抜き、キャップ部に、直径9mmの穴を空け、そこに直径10mmのホースをねじ込み水を入れただけの簡単なものですが、これでも数mm単位の高低差が出ます。
これで実測すると、ガレージ計画位置の高低差は以下のとおりとなりました。
図中のBMは ベンチマークの略で、すべての基準点です。水盛り管をココに置き、地面から1Mの高さに設置して各ポイントを計測した訳です。
GLは、計画するガレージの土間面で、現在、ここには何もありませんので、架空のポイントですが、図中に GL=BM+130 と書いたとおり、ガレージ土間面高さをBMより130mm上げるという希望を現しています。
こうしますと、水盛り管の水位実測と、基準高さとの足し算引き算により、図中のGL-15およびGL-100という値が求まります。これは、取付道路の最も高い部分でも、ガレージ土間高さよりも15mm低いという事と、最も落差がある場所でも100mmであるという事をそれぞれ表しております。ギリギリ要件を満たせそうで一安心という訳です。
これの側面図を製作すると、以下のようになり、車の出入りと雨水流入阻止は何とか両立出来そうです。最も高低差の大きな所で車の出入りを想定すると、以下のようにOKとなります。
1 ガレージの土間を水平にしたい。
2 雨水流入防止
3 最低地上高100mm程度の車でも腹をこすらない事
4 ガレージ開口は、車2台が余裕を持って入れるだけ必要
雨水流入防止の為には、ガレージ開口が面する道路のうち、最も高いポイントから、さらに15mm以上はガレージ土間面を上げてやる必要があります。しかし、道路傾斜が激しい場合には、この要件を盛り込むと、道路とガレージ土間面の最大高低差が100mm以上となり、3の要件を満たせません。こうなれば、どこかで妥協する必要があります。例えばガレージ土間水平を諦めるとか。我が家の場合はどうでしょうか。
この調査には、自作のペットボトル水盛り管を使用します。
以前ウッドデッキを製作する際に作ったものですが、今回も役立ちました。
ペットボトル水盛り管は、ペットボトルの底を抜き、キャップ部に、直径9mmの穴を空け、そこに直径10mmのホースをねじ込み水を入れただけの簡単なものですが、これでも数mm単位の高低差が出ます。
これで実測すると、ガレージ計画位置の高低差は以下のとおりとなりました。
GLは、計画するガレージの土間面で、現在、ここには何もありませんので、架空のポイントですが、図中に GL=BM+130 と書いたとおり、ガレージ土間面高さをBMより130mm上げるという希望を現しています。
こうしますと、水盛り管の水位実測と、基準高さとの足し算引き算により、図中のGL-15およびGL-100という値が求まります。これは、取付道路の最も高い部分でも、ガレージ土間高さよりも15mm低いという事と、最も落差がある場所でも100mmであるという事をそれぞれ表しております。ギリギリ要件を満たせそうで一安心という訳です。
これの側面図を製作すると、以下のようになり、車の出入りと雨水流入阻止は何とか両立出来そうです。最も高低差の大きな所で車の出入りを想定すると、以下のようにOKとなります。