尼崎の株式会社大川工務店社長blog

大川工務店の社長の注文建築日記

住宅建設費用の諸経費

2012-05-23 08:30:57 | 住宅
  住宅を建てるのに予算を立てなければいけませんが、どれぐらい掛かるのか? 



  そこが全く判らないと思います。



  家を建てる時の総予算はこの様になっています。


 
 建築費 + 諸経費 = 総予算


 この諸経費の内訳が各社に違いが有ります。



 ローン諸経費

 登記費用 

 火災保険

 生命保険

 引越し費用

 地鎮祭費用

 上棟式費用

 上下水道引込費用

  など、様々な費用が有ります。

 上下水道の引き込み費用を建築費に入れている会社の有れば、入れていない会社も有ります。

 
 この他に撤去しなければいけない家や構造物が有ると、解体費用も見込まなければいけません。


 この様に建物本体を建築する為以外の費用を諸経費として見るのが普通です。


 マイホーム資金計画書と言うのをお作りしてお施主さまに提出しますが、これに書かれている金額が住宅を建てる時に掛かる「総予算」だと思ってください。



 建築する為の工事費に含まれる諸費用とは別です。



 建築費の中に含まれる諸費用は、一般的に現場管理費(現場員給与、本社経費など)や工事中の保険代(火災保険、賠償保険、労災保険など)や工事中の電気代、水道代などの費用を含めて総建築費の10%~15%程度です。



 これらの費用の内訳や仕分けは各社に拠って違いが有りますが、大抵の会社は建築に関わる諸経費は工事見積書の中に含んでいます。


 稀にこの現場諸経費を建築費の見積書から省いて、同じ名前の「諸経費」に入れて工事費を安く見せる会社も有りますね。


 そうすれば、建物本体価格を10%から15%も安く見せる事が出来ます。


 建築費だけを聞くと「安い」と感じますが、契約前になって諸経費額を聞いて驚かれる事になるでしょう。




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