なんとかギリギリ暗記が間に合って
今日審査を受審してまいりました
心配していた出だしの音程はなんとか1本だったようで
あとは詩文を忘れないように次々追っていくのみ
節調はここまで来て気にしたってしょうがない
大干の節を昨日師匠に注意を受けたので
そこだけ気にしながら吟じました
なんと最後まで無事に終わってホッとしてます
出だしの高音が微妙に上がりきらなかったが、その他は自分的には満足です
こう言っては申し訳ないが、審査会くらいでこんなに一生懸命にならなくたっていいのだが
出る以上は全てを出し切ることにしています
師匠から学んだ吟をどこまで発揮するか
これが、大きな舞台だろうが小さな舞台だろうが審査会だろうが全力で吟詠する
師匠への日ごろの感謝の一つとして・・・
「ココまで成長したよ」と聞かせてあげたい
この審査会は詩文を見てもいい年齢があるらしいが
出来れば見なくてもできるようになるよう努力して頂きたい
最終的には暗記できないかもしれないが
最初から見るつもりよりは遥かに勉強になるし、吟調もよくなるはず
以前書いたが
90歳を過ぎて「皆伝位」の「白頭を悲しむ翁に代わる」の26行を
詩文を見ずに吟じたおばあちゃんがいた
私は感動しました
吟が上手いとか下手とか、声がいいとか悪いとか
節調がいいとか悪いとか・・・
また、コンクールや舞台が好きな人もいれば
稽古だけでもいいと言う人もいる
しかし、全てに言えるのは 習い事「詩吟」に対する姿勢だと思う
不可能と思っても挑戦する姿勢、努力する姿勢が心を打つ
技術だけを求めた素晴らしい吟詠よりも・・・・
昨日の記念大会で
吉田魁桜先生のお孫さんたち
まだ7歳とか5歳とかだったと思うが、サプライズで「重陽後一日」を吟じました
確かに可愛さで気持ちが和みましたが
ココまでの練習は大変だったと思います
そんなこと考えたら目頭がじ~~~んと
私、これからも手を抜くことなく努力して心に残る吟詠が出来るようになりたい