今度の日曜日12月22日は
吟友・・・と云うか 伝統芸能の若手???の忘年会です
何度かこの集まりをするようになった理由をアップしましたが
再度説明すると・・・
わたくしは半世紀もの間全く無縁だった伝統芸能(詩吟)に出会ったのが6年前でした
色々な大会やコンクールを経験して一番感じたことは「高齢化」です
師匠や妻から昔の話を何度か聞きました
我が「玉鶯会」の会員がピーク25名ほど
所属の「日本吟詠連盟」もピークは1500人位だったと
昇段の審査会などは
市民会館の会議室を何室も使って一日掛りで行っていたらしい
それが今は当会も会員半分になり
日吟連は300人までに激減
昇段審査会は1室で午前中に終わってしまいます
何年間の出来事かわかりますか~
なんと!10数年しか経っていないのですよ~
これは日吟連だけの問題ではないのです
少壮吟のコンクールも出場資格者がいなくて、開催さえ危ぶまれる状態
各コンクールも、幼少年や青年などは順位付けるのが困るほどの人数
更に1部(35歳~55歳くらいまでで一番脂ののった年齢)でも多くて10名ほど・・・
こんな状況を目の当たりにして
少しでも減少に歯止めを掛けることはできないものか・・・
と考える様になったのです
一番の減少の問題は高齢化と若い人たちの伝統芸離れ
だからと言って、今北海道の吟や舞などの運営に携わっていらっしゃる諸先生方に
問題解決を提案したとしても 皆さんもご高齢な方ばかりですし、運営の事で精一杯
であれば、会派やジャンルは気にせずに
この世界では若手?と言われるわたくしたちが意見を出し合い
この危機を乗り越える手助けを少しでも出来たら・・・と思って
昨年私が先頭になりS30年以降生まれの人を限定で声掛けをしました
まだ飲み会が主体の会ですが、
楽しみながら徐々に上記活動もしていきたいと考えています
初回は昨年の忘年会で5名からスタートして
今回の忘年会は倍の10名になりました
細かい活動方法などは会員の意見も聞かなければなりませんが
最終的には15~20名程度の会員数にしたいと思っています
今は詩吟と日舞だけですが
今後は詩舞、剣舞、尺八、お琴など関連あるものも考えてます