今回の全国大会ほどいろいろ勉強になったことはない
発声がどれだけ大事なのかがわかりました
もって生まれた声もあるが
どんな声質でも、吟声でなければダメ!
極論ですが
最悪な声質でもしっかりした吟声が出来ていれば
素晴らしい吟詠になるということです
私は詩吟をゼロから初めて7年経ちました
「獅子の子落とし」じゃぁないけれど
詩吟を始めた翌年の5月から
いきなりコロムビアのコンクールを皮切りに
日吟連の競吟大会・ビクター・クラウン・・・・と
次々出場させられました
一年目の結果は見事全敗!
当時はどんな吟をしていたのでしょうかね?聞いてみたい
しかし、いくら師匠に出てみるかい?と言われたとしても
今考えれば、よく出たもんだと思いますよ・・・
怖いもの知らずってやつでしょうかね!
その後もコンクールというコンクールには殆ど挑戦してきて
その間挫折や歓喜を幾度となく繰り返してきました
その経験が今回の大会でやっと実ったというかなんというか・・・
冷静に他吟者の吟詠の良し悪しがわかってきたような気がしました
そして、出来は別として
今までにはない舞台上での落ち着き?というか、舞台も楽しめました
今回はビクターの大会ですが
私の所属会派はビクターには全く関係ありません
どちらかと言うと師匠とビョン奥はコロムビア所属です
本来ならコロムビア以外はでるな!と言われそうですが
勉強になるからと、どこでも出させてくれます
凱鶯師匠は「100回の稽古より1回の舞台」と常に言ってます
今後音楽会社に所属するのか?
所属するならどこなのか?
今は全く考えてませんが、今後2~3年は今まで通り
結果は別として
全てのコンクールに出て経験を積んでいきたいと思ってます
そして、発声練習をしっかり行い
自分の求める吟声になりたいと真剣に思いました
それができて初めてまぐれやしがらみもなく
本当に全国で争えるレベルになれるのでしょうね!