静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

一本釣りのハネ作り

2017年10月19日 08時46分39秒 | 実習

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。

10月の見学会は今週末の21,22日です。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-420/
必ず、事前のお申し込みをお願いします。
皆さんのご来園をお待ちしています。

2学期の実習ではカツオの一本釣りに使う釣竿を作っています。
この釣竿を漁師用語でハネと呼んでいます。
そのハネ作りも最終段階に入りました。
自分で作ったバケ(⇒羽のついた釣針)を竿につける作業です。

例によって先生が作業手順の説明していきます。


その後、生徒が自分のハネにヤマを仕込んでいきます。
いよいよ、実習は釣り込み練習に入ります。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 園長のつぶやき
今日の実習に至るまで、だいぶ生徒間で差がついてしまいました。
このため、遅れている生徒には昼休みなどに作業をしてもらいました。
実習の先生も、昼食後に休む時間もなく指導をしてくれました。
おかげで、全員でヤマを作る作業ができました。
学園の実習は、他人と競うことはしません。
着実に技術を身につけることが大事だからです。
とは言っても、覚えてもらうことはたくさんあるので、覚えるのが遅い人はがんばってもらうことになります。
昼休み、あるいは授業終了後に取り組んでもらうわけです。
たった1年の間に海技士の勉強をして、多くの現場で使う技術を身につけるのですから大変です。
でも、学園で苦労する分、就職後の苦労が減るのは確実です。
だから学園にいる間に、たくさん苦労して欲しいと思います。

コメント
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