静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

救命講習とエンジンオイル工場の見学

2017年05月22日 09時27分24秒 | 研修・見学

漁師になるための学校、漁業学園。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
こんにちは、園長の青木です。
ホームページをスマホ対応版に全面リニューアルしました。
ご意見をいただけるとうれしいです。

市内の消防署で救命講習を受けてきました。
最近は漁船内にもAED (自動体外式除細動器automated external defibrillator)があります。
なにがあっても、基本は船の上で船員が自己解決しなくてはなりません。
これも大事な講習です。

それから、エンジンオイルの工場を見学しました。
御前崎オロナイトさんで、世界的なオイルメーカーシェブロンのオイルに使う添加剤を作っています。
工場内は撮影禁止だったので、事前の説明の部分のみ写真を載せます。

エンジンオイルの差は、添加剤の差とも言えます。
最近はオイル交換サイクルも長くなりましたよね。
技術の進化、すごいです。
専門家の話を聞くことで、機関に興味を持って欲しいと思います。


学園へのお問い合わせは下記までどうぞ。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

【漁船の設備】
AEDが安価になったことや、年配の漁船員も少ないなことから大型漁船にはAEDがあります。
インターネットを使える船もあります。
焼津水産高校の実習船「やいづ」からは航海の様子が電子メールで送られてきます。
3月に見学した鹿児島大学の実習船は停泊中のみ船内Wi-Fiが使えるそうです。
漁船でも人工衛星を使ってインターネットが使える船も出てきました。
若者から遠洋漁船が敬遠される理由に「携帯電話の電波が届かない」ことがあります。
しかし、これも近い将来解決される気がします。
真水も新しい大型船では、海水から作る設備があります。

 園長のつぶやき
学園の良さの一つは、自前のマイクロバスであちこちに見学行くことです。
幸いなことに、静岡県内には勉強になる施設がたくさんあります。
今日は、ヤマハ発動機さんでエンジンの分解、組み立てやらせてもらいました。
来月には、大型漁船の製造では最大シェアの三保造船所も見学します。
7月にはホンダ技研のトランスミッション工場にも行きます。
2学期は名古屋港にも足を伸ばしたいと思っています。

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