静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

仕事はリズムあり、乱れぬこと (ブッダの言葉)

2014年01月14日 13時37分13秒 | 訓示
毎週、月曜日の朝には、朝礼があります。
その時々に、思いついたことやこれまでの経験から印象に残った言葉などを生徒達に紹介しています。 (私個人の反省も含めて)
今、一番注意すべきことは何か、どんな職業人になってもらいたいか、長い人生で失敗しないためにはどうすればよいか等です。

ブッダは、弟子から 「仕事をする上で大切なことは何ですか」 と問われた時に、「仕事はリズムあり、乱れぬこと」 と答えたそうです。
いつものように出勤して、いつものように仕事をする、職業人として極めて大切なことです
ブッダが生きていた時代が約2500年前ですが、現代にも十分通じる言葉であると思います。

しかし、これを実践することは、非常に難しいことだと思います。
気持ちの持ち方や健康状態、家庭の事情、前日の過ごし方、心配事など、様々な要因が仕事に影響するからです。
いつも同じ状態で、仕事を繰り返すことができれば、プロとして十分やっていけるでしょう。

ヤンキースのイチローが4000本安打を打ったことに関連して、NHKが特集番組を組んでいましたが、
その中で、試合の始まる前のイチローの準備は、分単位で決まっていて 「まるで、宗教儀式を見るようだ」 と仲間が語っています。
イチローは、「乱れぬこと」 を誰よりも実践しているプロ (アスリート) と考えます。
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