静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

かつお一本釣りの漁具作り 2

2023年09月04日 08時44分50秒 | 実習
9月4日 月曜日
漁具制作実習の続きです。竿2本分の「端止め」ができた生徒は、次の「テドコ」といわれる部分の製作に進みます。

「テドコ」は竿を手で握る部分で、竿を握ったときの滑り止めの役割もあります。接着剤を使わず、糸と竿の摩擦(まさつ)だけで固定するので、力を入れて巻き、しっかりと糸を締め込んでいく必要があります。


ハネ作りは、なんにもついてない竿に細工をしてカツオの一本釣りができるようにします。この加工技術はカツオ釣り以外の漁業でも必要な技術です。たとえばマグロ漁船で釣ったマグロを船上に引き揚げる際にも使われる「テカギ」などがそうです。

「テドコ」が完成した生徒は「バケ」の制作に移ります。

令和6年度入学生AO入試を10月15日(日)に実施します。出願期間は令和5年9月21日(木)~令和5年10月6日(金)です。AO入試は適性を重視する入学試験で学科試験がありません。静岡県の漁師になることを志望し、知識および技術を学ぼうとする意欲が旺盛な生徒を求めます。詳細は学園ホームページ https://gyogaku.com/ をご覧ください。
週末見学説明会の参加者も募集しています。9月の開催日は23日(土)、24(日)です。見学会の詳細はこちらをご覧ください。 https://gyogaku.com/setsumei/

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