このシリーズも最終回。
沖縄から焼津への帰路の様子です。
六分儀を使った天文観測がありました。
以前にご紹介していますが、こんなアナログ装置でも熟練者だとすごい精度で自分の位置を知ることができます。
航海専攻の生徒は、事前に練習しましたが、このときは機関専攻の生徒も含めて専攻科生が指導してくれました。
遠洋航海実習中は、なにかと専攻科生のお世話になります。
そのお礼の意味も含めて、学園生からロープワークやロープ加工の伝授がありました。
このあとの焼津入港は、すでにご紹介済みです。
25人全員が、貴重な経験をして元気に戻ってきました。
静岡県立漁業学園
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ gyogaku.com
学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
新しいホームページから申し込みできますよ!
https://gyogaku.com/recruitment/
3月12日に実施する後期入学試験もご案内しています。
園長のつぶやき
入学試験で「漁師になりたい」との気持ちを言ってくれない人がいます。
これは、私たち職員も困ります。
学園で一年間がんばれるために、何もよりも漁師になる強い気持ちが大事だからです。
気持ちはあっても、その表現ができないだけなのかもしれません。
しかし、私たちも入学試験である以上、面接や作文、願書やエントリーシートで判断するしかないのです。
そして、親が思っていたほど、本人は漁師になりたい気持ちが強くないこともあります。
例えば、現在の高校生活がイヤで、そこから逃げるために「高校に行かず、漁師になる」という場合です。
逆に、「漁師になる」ことへ特別ピカピカの気持ちを持っている人もいます。
どんな人かというと・・・学園に来ていただければ会うことができます。
会えば、きっと納得です。