漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
11月の見学会は漁師.jpでもお知らせしています。
www.ryoushi.jp
焼津漁港内に停泊中の実習船やいづに行ってきました。
乗船実習を前に、生活環境などを確認するためです。
船内はきれいだし、階段は急だけど幅を確保しているし、
生徒も今まで見てきた漁船との違いを感じたようです。
漁船と違って、安全面を最優先しているし、掃除する人はたくさんいますからね!
いよいよ2週間後には、この船での生活が始まります。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
【実習船】
練習船とも言います。
水産系の学校、あるいは船乗りをめざす学校で使う教育目的の船です。
学校が大きくなるほど、実習船も大きくなります。
「やいづ」は559トンで水産高校の保有する実習船では最大規模。
大学の実習船だと、もっと大きくなり1000~2000トンです。
一方、学園の「わかたか」は6.6トン。生徒数20人の学校ですからね。
水産系の練習船は、漁業をする漁労(ぎょろう)設備があります。
「やいづ」はカツオの一本釣りですが、その地域で盛んな漁業を練習できるようになっています。
園長のつぶやき
小学生新聞ってご存じですか?
ある、全国規模の小学生新聞から取材の申し込みがありました。
小学生に漁師のことを知ってもらうチャンスですからね。
喜んで協力します。
減少する一方の漁師ですが、私としては「底を打った」と感じます。
学園の入学者も10名を切る時もありましたが、最近は定員を満たす年もあります。
漁師家の子どもが、漁師を継がなくなって漁業者は急激に減少しました。
それは今でも続いていますが、都市部での漁業者希望が増えています。
「海で働く」という新しい価値観、生活スタイルが好む人もいると言うことでしょう。
とは言っても、漁村以外の人は漁師の仕事をほとんど知りません。
大変な部分も含めて、漁師を仕事を知ってもらうことが漁師を増やすことにつながると信じています。
なかなか県外には行くことができませんが、
漁師の仕事を知りたい!
話して欲しい!
と言うご要望には、全力で対応したいと思っています。