静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

水産技術研究所職員の授業が始まりました

2017年05月12日 10時44分00秒 | 学園紹介

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
学園のホームページはこちらです。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

学園では、いろいろな外部講師に授業をお願いしています。
例年2学期からお願いしている水産技術研究所のお話し。
今年度は、1学期からスタートです。
そして、なるべく魚の話をするようにお願いしました。
そんな訳で、第1回目はサバ担当の中村技師が、サバの話をしてくれました。


生徒はマグロやカツオがサバの仲間であることを聞いて驚いていました。
焼津はサバの仲間の水揚げに支えられていることが分かったかな?


1学期は漁業と魚のことを勉強!そして、自分がどんな漁師になるのかを考えてもらいます。
研究所の協力があるのも、学園と研究所が近くにあるからです。
こんな強みをこれからも活かしていきますよ!

明日は、今年度最初の学園の入学説明です。
私の説明もバージョンアップしますよ。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/harunokengakukai.html
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 【サバの仲間】
分類的に言うと、サバ科サバ属なのが、マサバ、ゴマサバ、大西洋サバです。
大西洋サバは日本で漁獲されませんが、大量に輸入されていてスーパーで売られているサバの加工品の多くは大西洋サバです。ノルウェーサバと表示されている場合があります。
焼津の小川市場にはマサバとゴマサバが水揚げされます。
ゴマサバはサバ節の原料にされます。
と言うのも、ゴマサバは脂が少ないのですが、節にするのには脂が少ない方が良いためです。
同じ船が両者を漁獲しますが、マサバはタモすくい、ゴマサバは棒受け網と漁法が違います。

 園長のつぶやき
ゴールデンウイーク後の第1週が終わりました。
来週からはカッター訓練が始まります。
辛くなるときもありますが、これもチームワークと体力をつけるため!
大きな声を出して、励んで欲しいと思います。
そして、今年の入学志望者への説明が始まります。
私の思いがどれだけ伝わるのか?
漁師の仕事を正しく理解し、自分の意志で学園に来てくれるのを願っています。

コメント
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